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このwikiは艦これ速報の騒動についてのまとめwikiです URLが不適切という声があったため、こちらの艦これ豚小屋wiki(仮)にページを移します。 ページ自体は残しますが、近いうちにこのwikiの編集機能はロックする予定です。 不快な思いをさせてしまいました事につきまして、誠に申し訳ございません。 大まかな流れ スレの現状を憂いた艦これ速報管理人がしたらばに艦これ掲示板立てる 「公正な場所を設ける。ただ艦これが好きだから。発展させたいから。」 (´・ω・`)そっかー偉いね、ところでなんでアフィ付けたの? 「規制されないよう気をつけて下さい」 (´・ω・`)こわい 「テンプレに書いてある転載禁止等その他は2chルールに則ると意味のない宣言だと考えてます」 (´・ω・`)それ荒らしじゃないの 「そうですね、スレの総意という意味においては私は荒らしですね」 (´・ω・`)なにそれ・・・ 「ただし自演、舞鶴煽り、~なんだけど?等のアンケートなどは一切行っておりません」 (´・ω・`)そ、そっかー 「私はただ艦これを思って・・・労働に対する対価は貰いますけどね!文句言う奴は規制しますよ」 チルドレン「そーだそーだアフィは何も悪くないぞ」 (´・ω・`)お前ID開示してみろよ ↓ 自演発覚!!!! ↓ 自演じゃないと言い張り証拠画像を貼るも切り取りが雑すぎてコラだとバレる ↓ 貼ったIPも検索エンジンのBOTだと判明 ↓ 掲示板全削除して逃走 ↓ 艦これ速報管理人ブログで嫌儲のせいにする 信者もそれに乗っかる ↓ ケンモメン「えっ」 ↓ 嫌儲で勢い1位に ↓ ブログのコメント欄を承認制に←今ここ 詳しくはこちら コメント欄 うしじまいい肉 無能 Predator Rat ぼったくり Predator Rat 麻薬 Predator Rat うんこ Predator Rat 唐澤貴洋 Pradator Rat 無能 - 2016-02-11 17 04 01 うしじまいい肉 無能 Predator Rat ぼったくり Predator Rat 麻薬 Predator Rat うんこ Predator Rat 唐澤貴洋 Pradator Rat 無能 - 2016-02-11 17 03 45 艦これ速報 麻薬販売 殺人 幼女誘拐 レイプ vvvウィルス スパイウェア トロイの木馬 割れ厨 torrent winny アナル開示 - 2015-12-23 23 03 23 艦これ速報 麻薬販売 殺人 幼女誘拐 レイプ vvvウィルス スパイウェア トロイの木馬 割れ厨 torrent winny アナル開示 - 2015-12-23 23 01 11 艦これ速報 麻薬販売 殺人 幼女誘拐 レイプ vvvウィルス スパイウェア トロイの木馬 割れ厨 torrent winny アナル開示 - 2015-12-23 22 58 07 艦これ速報 無断転載 版権絵無断使用 著作権侵害 ワンクリック詐欺 架空請求 タナカス無能 スパイウェア ウイルス感染 トロイの木馬 アドセンス規約 違反 - 2015-05-10 04 48 31 天皇陛下バカにすんな核ミサイルですねアニメ使うな俺の女ですね - 2015-01-13 18 58 45 天皇陛下バカにすんな核ミサイルですねアニメ使うな俺の女ですね - 2015-01-13 18 58 44 天皇陛下バカにすんな核ミサイルですねアニメ使うな俺の女ですね - 2015-01-13 18 58 43 マジかよ艦これ最低だな - 2014-12-24 04 06 40 今日この騒動に関してしって、パクったの?ってコメしたら規制されたww数分でwwアレルギーかww - 2014-06-01 14 52 52 さすが艦これ速報管理人 - 2014-04-03 16 10 18 前は攻略記事でお世話になってたから何かあった後もずっと利用してたけどたまたまここに辿り着いてよかった。これもっとちゃんと広げるべきでは・・・ - 2014-02-18 21 06 40 艦これ速報 無断転載 版権絵無断使用 著作権侵害 ワンクリック詐欺 架空請求 タナカス無能 スパイウェア ウイルス感染 トロイの木馬 アドセンス規約 違反 - 2014-02-13 13 57 09 んなことより今は「○○ポイント無料ゲットwww急げ!」みたいなのが目障りだから全力で潰してくれ - 2013-12-21 15 07 04 コピペとしてはこんなん普通だろ、まともなコピペブログのもあると思ってるならちょっと通院をおすすめする - 2013-12-14 23 58 34 昨日も不用意なまとめ記事でヒラコーの艦これ本潰してたぜ。 - 2013-12-12 14 11 19 こんな酷かったのか、アフィの開き直り宣言くらいしか知らんかったわ - 2013-12-08 20 53 20 可読性が落ちまくってたので整理しました。 - 2013-12-04 13 33 34 速報管理人スレ part1の魚拓が削除依頼出ていたので念のため海外魚拓でミラー取りました - 2013-12-02 21 43 39 ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、お問合せフォームからご連絡ください。
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WIKI用イラスト募集企画 WIKIトップページイラストを募集します。 トップページイラストは、トップページのはじめにの上に表示されている画像として使用させて頂きます。 トップ絵はランダムで表示されるよう設定されます。 募集期間 常時 募集内容 大体艦これネタおよび、日本海軍のようなものとかをテーマとした作品 ファイル形式・サイズ JPG、GIF、PNG形式ファイル(サイズが大きすぎる場合は、こちらで縮小する可能性があります) 横長の画像(大きさに関してはトップページの見栄えに合わせて縮小する可能性があります) 文字 「艦これエロパロまとめWiki」などの文字を入れると如何にもトップ絵らしくなります。 見栄えを考慮して「艦これエロパロ」みたく略してもいいのよ。 つーか別になくても構いません。 ロゴ 例の艦これロゴをどこかに出来れば入れて下さい。 まー別に入れなくてもいいですけども おまけ 投稿 どこかにアップロードしてそのURLを下のコメント欄にお願います。 要望があればトップ絵アップロードようにアットペイントをレンタルします。 作成方法 素材は「艦これ 素材 抽出」でググれば何とかなるかと 後はペイント、使うならフリー画像編集ソフトのPixia、GIMP2があれば便利 フォントはこのラバウルフォントなんかがフリーではお勧めです。 トップ絵人気投票 あくまで遊びだよ 楽しく使ってね→歴代トップ絵人気投票 名前 コメント
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◯艦これドラフト 開催日:未定 指名対象:艦隊これくしょんの艦娘・装備娘 なお、改造で艦種が変わる艦娘については、違う艦種であっても同じ艦娘として扱う。 よって、別の艦種が他人に指名されたからといって、違う艦種でその艦娘を指名することはできない。 例)◯◯と◯◯・航は同じものとして扱うので、◯◯が指名されれば◯◯・航として指名することはできない。 「改」やいわゆるスーパー・ハイパーなどについても同様とする。 ※艦種変更があるものは、それを含めてまとめた艦種枠(ブロック)としており、枠をこえることはない。 指名方法:以下の艦種ごとに分けて指名する。潜水艦については、他に組み込む可能性もある。 ★全体一位(はじめの1巡目のみ艦種制限なし) ■戦艦・航空戦艦 ■正規空母 ■軽空母・水上機母艦 ■重巡洋艦・航空巡洋艦 ■軽巡洋艦・重雷装巡洋艦・潜水艦 ■駆逐艦 ■装備娘(装備ごとのブロックは設けない。) 全員が指名終了するまで指名できる(変更の可能性あり)。 例)戦艦1巡 ◯◯ 戦艦2巡 ◯◯ 正規空母1巡…… 開催までに装備開発を進めておくことをおすすめします。画像検索したら出てくるかもしれないけれど。 名前 コメント
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艦これ改 【かんこれかい】 ジャンル 艦隊型育成ゲーム/シミュレーション 対応機種 プレイステーション・ヴィータ メディア PlayStaion Vitaカード/ダウンロードソフト 発売元 角川ゲームス 開発元 KADOKAWA GAME STUDIO、「艦これ」運営鎮守府 発売日 2016年2月18日(2017年1月31日販売終了) 定価 限定版:9,800円通常版:5,800円DL版:5,300円(各税別) プレイ人数 1人 セーブデータ 5個 レーティング CERO:C(15歳以上対象) 判定 なし ポイント 何時でもどこでも自分の艦隊と艦娘がこの手にSLGとしては手堅い作りだがキャラゲーとしては若干残念な部分もブラウザ版譲りのマスクデータの多さに新規は厳しい公式も存在しない作品として黒歴史扱いに一部は本家へ逆輸入された仕様は活かされている 艦隊これくしょんシリーズ艦これ改 / アーケード 概要 特徴 システム 評価点 賛否両論点 不評点 総評 余談 概要 角川ゲームス開発の育成シミュレーションゲーム。 DMM.comが2013年から配信している基本無料のブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』をコンシューマー向けにアレンジ移植した作品で、ブラウザ版からシミュレーション要素などのシステム変更・追加がなされている。連動要素もないので別物である。 プレイヤーは提督となって第二次世界大戦前後に活躍した軍艦を擬人化した艦娘(かんむす)を率い、自分だけの連合艦隊を作り上げて深海棲艦(しんかいせいかん)なる正体不明の謎の敵に奪われた海域の奪回を目指す。 暁の水平線に勝利を刻め!! 特徴 本ゲームは第二次大戦前後に活躍した主に日本の軍艦を擬人化したキャラクターである「艦娘」を収集/育成し、敵の「深海棲艦」達と戦うシミュレーションゲームである。 モチーフとなった軍艦こそ大戦時代のものだが、作中の時代設定は現代に近い(*1)。 深海棲艦の正体は原作でも明示されていないが、中には艦娘そっくりな敵深海棲艦もおり色々想像させるような設定となっている。(劇場版アニメである設定が明かされたが、あくまで一解釈という扱い) 実在した軍艦をモデルとしているため、公式として与えられた設定以外にも、史実のエピソードからプレイヤー達が艦娘の性格やエピソードを想像し、それがユーザー間で共有されることによってキャラクターに深みをもたせる事が可能な設定になっている。ゲーム不可等の制限はあるものの二次創作も公式に認められている。 キャラクターデザインは複数のイラストレーターが行っている。 中には『ダライアスバースト』『ストライクウィッチーズ』の島田フミカネ氏やMC☆あくしずで活躍していた絵師など(萌えを加えた)ミリタリー界隈の大御所や著名な面々も参加している。 ボイスは若手からベテランまで幅広い層の声優が演じている。1人で複数のキャラの声を当てている場合が多い。 多いものでは1人で11キャラもの声を当てている。同じ声優でも声色を変えたりセリフに特徴を出したりと工夫してあるので違和感は少ない。 本作での収録艦娘数は168隻。改造や改二改装(*2)でグラフィックが変わるものなどを含めれば240隻ほどの艦娘が収録されている。-収録範囲はブラウザ版の2015年秋イベント『突入!海上輸送作戦』までに実装された物、ならびにブラウザ版に先駆けて"先行実装"された艦娘が収録されている。 システム 初期加入艦 いわゆる初期キャラ。以下より一人選んでゲームを開始する。 駆逐艦の「吹雪」「叢雲」「五月雨」「漣」「電」「睦月」「大潮」「時雨」8隻と、軽巡洋艦の「川内」「神通」「那珂」の3隻、計11隻から選ぶ。ここで選ばなかった艦娘はゲーム内でドロップ艦として入手可能。 なお軽巡艦は駆逐艦より性能がよく、入手にやや時間がかかり、軽巡艦がいることによる任務も発生するので理由がなければ軽巡艦がベターか。 ちなみにブラウザ版の場合、選べるのは上記の「吹雪」~「電」までの5隻で、そもそも初期軽巡という選択肢が無い。この点、本作は大盤振る舞いといえる。 編成 手持ちの艦から最大で6隻選び艦隊を編成できる。各艦には艦種(文字通り軍艦としてのカテゴリだが、本作ではRPGで言う職業としての意味合いも持つ)が決められている。特定の艦種しか出撃できない作戦海域があるほか、艦種によって得手不得手や敵との相性がはっきり分かれているので、ただ強力な艦で固めれば勝てるということもなく、各海域攻略用の最適な組み合わせに調整する必要がある。 基本的に強力な艦種であればあるほど補給や入渠に必要な資材、時間が多くなり、同じ艦種でも旧式艦(*3)であればステータスは低くなるが、運用コストは安くなる。 これが重要になるのは、艦隊を使って資源を獲得する「遠征」である。遠征の成功条件はレベルと艦種の組み合わせが合っていれば確実に成功することから、コストの安い艦を使えば儲けが大きくなる。 また艦娘のステータスは史実での活躍やエピソードが簡易的に反映されている。 幸運艦として有名だった「雪風」「時雨」は他艦より運の初期値が高いが、謎の爆発事故で沈没した「陸奥」は運が非常に低いなど。ちなみに運は夜戦でのカットイン攻撃の出やすさに影響している。『提督の決断』のように殆ど死にステということはないのでご安心を。 艦隊は最大8艦隊まで編成できる。また各海域にも護衛艦隊を配備できるため一度に使う艦の数は膨大となっている。 艦種 艦これにおける主な艦種を以下に紹介する。 紹介する以外に他にも艦種は幾つかあるが、数が少ないため割愛する。 一部艦娘は改造をすると史実で行われた通りに艦種が変わる場合がある。但し実際には行われなかった改修も「if改装」として実装されている。 + 艦種紹介 駆逐艦 小口径主砲を積んでおり火力は低く装甲は薄いが、高い速力を生かした回避力と当たれば絶大なダメージを与えうる魚雷を搭載しており、夜戦では大型艦すら喰う戦闘力をみせる。 対潜も得意で潜水艦を狩るハンターとなる。 艦隊のワークホース的存在。もっとも種類が多く戦闘以外にも遠征のメンバーなど出番も多い。 大器晩成型ではあるものの改二改装される艦も多く一線級の実力を持つ艦も少なくはない。 防空駆逐艦という艦隊の防空を得意とする特殊な艦種が存在する。敵艦載機からの被害を軽減する「対空カットイン」というシステムがあるが、装備の関係上駆逐艦は火力を落とさずにこのシステムを活用できる。 容姿は小学生から中学生前半くらいをイメージしているとの事。一部そうには見えないほどのご立派なものをお持ちの艦娘もいるが。 軽巡洋艦 中口径主砲を積んでおり駆逐に装甲と火力は勝り、回避力、雷装も高く夜戦は駆逐に負けず劣らず得意。コストも駆逐艦に次いで安い。 対潜も得意で、軽巡を旗艦とし残りを駆逐艦で構成する水雷戦隊は、任務や遠征でもそこそこ出番が多い。 水上機を搭載している艦もあり索敵能力もそこそこに高い。 練習巡洋艦という艦種も存在し、能力は多少低めだが艦娘の練度を上げるのを助ける艦種も存在する。 容姿は中学生から高校生くらいになっている。その割に大体は発育が良い傾向がある。 重雷装巡洋艦 大凡は軽巡洋艦に準じる。砲戦では凡庸だが、魚雷を多数搭載しているので水上戦においてなら、雷撃戦において右に出るものはなく、夜戦での活躍が目覚ましいためジャイアントキラーとしての役目も担う。 装備と指揮次第では、通常なら昼戦の最後にしか行うことのできない雷撃を、開幕や砲撃戦途中で行う事が可能。敵の漸減に寄与する。 軽巡洋艦から改造で派生する艦種なので、初めから重雷装巡洋艦の艦娘はいない。 重巡洋艦 中口径主砲を積んでおり攻守のバランスが取れている艦、耐久力もあって砲撃戦も得意とするが夜戦での活躍も目を見張るものがある。 戦闘のみならず高い索敵能力を生かし、敵艦隊の偵察を行うことが得意。場所によっては彼女たちの目が無ければ攻略が難しい場所もある。 数はそこまで多くないものの武勲艦が多い為か、多くの艦に改二が実装されており高い実力を持つ。 容姿は女子高生~成人女性あたり。殆どの艦娘の体付きは相応のプロポーション。 航空巡洋艦 大凡は重巡羊艦に準じる。重巡に比べて火力は多少落ちる傾向にあるが、水上機の運用が可能で敵を爆撃したり航空戦に参加など汎用性に優れる。 但し空母に比べると水上機の搭載数は少なく、航空戦により艦載機が全滅させられることも珍しくない。 索敵能力が高く、高難易度の海域では役に立つ。 重巡から改造で派生する艦種なので初めから航空巡洋艦の艦娘はいない。 戦艦 大口径主砲を積んでおり圧倒的な攻撃力と硬い装甲を兼ね備える。砲撃戦が得意な艦隊の花形。彼女たちの火力が艦隊の決定力となる。 強力な艦種ではあるが運用コストも莫大である為、修理や補給でかなりの資源が吹き飛ぶ。 また戦艦と高速戦艦の主砲はその艦にフィットした砲を装備させると命中率が若干上昇するが、あまりにも過重量な砲を装備させると命中率が下がるシステムが実装されている。 足が遅い艦が多いことから全て低速になっているので、ルートの制約をうけやすい。 容姿は女子大生~成人女性あたり。大人らしい女性が多く、モデル体形のキャラが多い。 高速戦艦 戦艦のうち速力が高速である艦。 戦艦に比べると少々性能は落ちるが運用コストはやや良好。 速力が高速なのでルート分岐や艦種制限の縛りに抵触しないことがある。 本来なら戦艦は雷撃戦に参加出来ないが、姉妹艦が積んでいた事実を持つ、とある艦のみ例外的に魚雷を使用できる。 航空戦艦 大凡は戦艦に準じる。航空巡洋艦をそのまま戦艦にしたような艦種。 火力もさることながら、軽空母並みの水上機搭載量が特徴。 戦艦から改造で派生する艦種なので、初めから航空戦艦の艦娘はいない。 正規空母 艦載機運用能力を持ち、偵察、制空権確保、航空攻撃と幅広いロールをこなす艦種。 戦艦に匹敵する攻撃力を持つが、史実でも夜間飛行が困難だったことを踏まえて、一部を除き夜戦には参加出来ない。 また中破すると艦載機の発着が不可能となり、開幕の航空戦以外では戦闘に参加不能の置物と化してしまう。 装甲空母と呼ばれる近い艦種が存在し、彼女らは中破までなら能力こそ多少落ちるものの戦闘を継続可能。ただし装甲空母の入手は困難&面倒。 装備スロットごとに運用可能な艦載機数が異なる。また砲を装備すると射程を伸ばす効果があり、攻撃順を早めることができる。 容姿のバリエーションは戦艦に近く、艦載機を大量に搭載するだけ有って大きな格納庫をお持ちのようである。 軽空母 大凡は正規空母に準じる。燃費が優れており、運用次第では正規空母と同様の働きを見せる。 ただし燃費の良さと引き換えに、一部艦の速力が低速だったり、艦載機の搭載機数が少ないといった制限を持つ。 水雷艦艇程でもないが、対潜能力も有しており、史実で言う護衛空母の役割も担っている。 容姿はバリエーションが幅広く、同じ艦種には見えないほど一部の違いが顕著な艦娘もちらほら。 水上機母艦 役割としては空母とほぼ同じだが、水上機を運用する点で異なる。 能力自体はそこまで高くないものの、特殊な装備が運用可能で手数を増やせる。また戦闘のみならず、遠征でも活躍する余地がある。 史実に沿って空母改装可能な艦娘もいる。 一部には、かなり癖のある運用法を持つ艦種もいる。 潜水艦 砲撃戦には参加せず回避と装甲力は低いが、強力な魚雷を持ち、対潜能力を持たない艦&対潜指揮を選択していない状態では攻撃されない艦種。低い運用コストから任務や遠征にも活躍させることが出来る。 潜水艦の中には改造すると僅かではあるが水上機を運用可能な「潜水空母」となる艦もいる。 容姿は割とばらばらだが、大体がスクール水着を来ている点のみが共通している。中破すると大概危ない格好となる。 工廠 艦娘・輸送船の建造、装備の開発ができる。艦娘の獲得方法は基本的にこの工廠での建造と海域でのドロップとなっている。 建造には資材と「開発資材」を消費する。4種類の資材それぞれの投入量を設定すると、その配分に応じた範囲からランダムで艦娘が建造される。資材を多く積めば強い艦娘が絶対手に入るというものではなく、欲しい艦娘に合わせて最適な資材配分を選ぶ必要がある。 ゲームが進むと通常の建造の10倍近い資材を消費する「大型建造」が解禁される。 この方法でしか建造できない艦娘もいる。「大和型戦艦」などが代表的な当たり枠である。 装備の開発は建造と同様に資材と「開発資材」を消費する。投入した資源の配分と母港でに旗艦に設定された艦娘の艦種に応じてランダムな装備が作成される。何も開発されないハズレを引く事も有る。 ある特定の艦娘を艦隊の旗艦として配置すると「改修工廠」に入ることが可能。 改修工廠では二番艦と協力して装備のステータスをアップさせる改修を行うことができる。更に最大まで改修すると上位の装備に更新できる場合も。 改修には「改修資材」が必要となる。任務でも手に入るが他の消費アイテムと違い遠征で入手できないので数が不足しがち。 輸送船建造も同様に投入する資材量を決定し、少量の戦略ポイントを消費して行える。こちらには種類の差などはないので、資材投入量は完成する輸送船の数にのみ影響する。 出撃 各海域につき4つほどのステージが設定されている。4つのステージをクリアすれば隣接する海域が解禁される。 全海域をクリアする必要はない。むしろ高難易度においては攻略海域の取捨選択も必要となる。 出撃後の補給には資材を消費する。またダメージを負った場合はさらに修理のための資材と修理完了までのターンが必要になる。 戦略級シミュレーション 普通の海域戦闘だけに限らず、ヘクスで表現された広大な海域において複数の艦隊を指揮し、更に艦隊運営に必須の物資を運搬する「輸送船団」を編成し各海域に派遣し、これらを護送する「護衛艦隊」の編成なども行う必要がある。 多くの資材を得るには必然的に各海域に輸送船団を配置することが必要となる。輸送船団は深海棲艦に攻撃されることがあり、護衛艦隊をつけていないと簡単に壊滅してしまう。 他にも、本作の深海棲艦はこちらの勢力圏(マップ攻略済みのヘクス)に対し反攻作戦を仕掛けて侵攻してくる。海域を奪われると資源や輸送船団を壊滅させられる他、鎮守府の海域までもが深海棲艦の手に落ちるとゲームオーバーになってしまう。 侵略される前触れとして海域がだんだんと赤く染まっていく。該当する海域で出撃および遠征を数回行うことで、侵略を不発に出来る。 侵略されている海域に艦隊がいる場合は進行度の度合いによりランダムで迎撃戦に突入する。 迎撃戦は特殊マップで行われ最大4艦隊参加可能。2艦隊が疑似的な連合艦隊で1艦隊ずつ会敵する。残り最大2艦隊が支援艦隊として参加可能。 輸送船団 輸送艦で構成される艦隊、各海域に派遣することでターン毎に資源を産出する。輸送艦は工廠で資源と戦略ポイントで建造できる舟艇、艦娘ではない。 1つの海域に多くの輸送船を派遣すればより多くの資源を得られるが、産出量に上限が有るので上限以上の輸送艦を送っても意味はない。 遠征と似ているが輸送船団は艦隊枠とは別なので艦隊帰投までのターン待ちの必要もなく、成功判定を気にする必要がない。しかし、「高速修復剤」や「家具コイン」等のアイテムは得られない。 敵の反抗作戦で海域の敵艦隊の活動が活発化すると、損害を受けて輸送船が減る事がある。 護衛艦隊 輸送船団を守るために派遣する艦隊。通常の艦隊とは違い、各海域の輸送船団のもとに派遣するもので海域の攻略に参加はしないものの艦隊の枠を圧迫することもない。 1つの護衛艦隊に最低軽巡1隻がないと編成できない。輸送艦隊のもとに多く派遣するほど資源の産出量が上昇する。 反抗作戦が起きた際にプレイヤーの艦隊の代わりに深海棲艦と戦い、輸送船団の被害を抑えてくれる。なお戦闘で大きく損傷した艦娘は入渠か交代しないと護衛艦隊には所属できない。 ターン制システム シミュレーションらしくターン制度を取っている。戦闘、演習、艦隊の移動は1ターン(=1日分)消費する。また、修理や建造などの作業はターン経過で進んでゆく。 ターン終了をすることで行動を終えた艦隊は再行動できるようになる。なお、総合演習するには同海域に未行動の艦隊が居る必要がある。 一方、深海棲艦もターンでの作戦行動を取りこちらの勢力圏を侵攻するべく迫ってくるので、艦隊の運営を考えて行う必要がある。 ゲーム上のカレンダーで10年以内にクリアできなければゲームオーバーとなる。時間的にはかなり余裕があるので、余程ダラダラ遊んでない限りそうなる事は稀だろう。 艦これ関係のゲームで、明確にゲームオーバーが設定されている唯一の作品でもある。 戦闘指揮 戦闘の開始と終了以外での指揮以外に、戦闘中の行動を指示できる。 指示を入力できる指揮ボックスは初期では3つ。旗艦のレベルに応じて5個まで増える。 数々の戦闘コマンドは自動発生せず、一つ一つ指示しなければ実行しない。特にボックスが少ない内は、実力を発揮するためにより多くの指示を必要とする空母や重雷装巡洋艦といった艦娘の扱いには注意を要する。もちろんその分強力ではあるのだが。 艦娘の練度や装備によっては戦術行動が変化し、より広い選択肢を選ぶことを可能とする。 戦闘を強制終了させる「離脱」を指示することも可能。成否はランダムだが、消耗を避けたい時には非常に有効な手段である。 難易度制/周回プレイ 初期では難易度の高い順に「乙」「丙」「丁」の三つが選択可能。一度選択すると変更は出来ない。 難易度で変更される要素として獲得できる資源量や戦術マップ画面での敵艦隊の編成や進軍ルートのアルゴリズム、戦略マップでの深海棲艦の侵攻ペースに変化が生じる。 難易度「丁」は初心者でも装備等の制限や敵編成もそこまで強くないので、慣れれば苦労せず安心してプレイすることが可能。 当然、更に上位の隠し難易度も存在する。乙をクリアすると難易度「甲」、さらにそれもクリアすることで最高難易度の「史」が開放される。敵の侵攻は苛烈を極めるようになり制圧した海域は常に敵の脅威にさらされ、攻略にはより上質の装備と高い練度を持つ艦娘で挑む必要がある。 最高難易度「史」は「史実」を指していると思われる。当然その難易度も史実の如き苦しい戦いを繰り広げることになる。 クリアすると、特別な艦娘の獲得と次回への艦娘引き継ぎ要素が利用でき、より高い難易度に自分のお気に入りの艦娘を引き連れて挑戦できる。 引き継ぎ数はクリア済みの1番高い難易度が適用されるので、ドロップする艦娘を狙って、低難易度をクリアしない程度に出撃しつづけることも可能。 難易度が高くなるほど敵の攻勢は激しくなるが、より良いクリア報酬と特典を得られるのでリピートを刺激する作りになっている。 艦娘をさくさくコレクションしたいなら「丁」、戦略を楽しみたいなら難易度を上げてプレイがいいだろう。 評価点 タッチスクリーン対応 パッド操作にもVitaのタッチスクリーンにも対応しており、ブラウザ版に近い操作が可能になっている。 立ち絵のみのブラウザ版と違い、本作はLive2D(*4)によって艦娘がいろいろな表情を見せる。艦娘をお触りする事で様々なレスポンスを返す。さらに一部の艦娘は、何がとは言わないが揺れる。 また、好感度の要素が追加されており、一定値以上を超えれば初期とは違った反応を見せてくれる。お気に入りの艦娘とイチャイチャできるというプレイヤーの夢が実現したのである。 好感度が高いと戦闘の際に若干プラスの影響があると公式より見解が出ている。 元々Live2D用に描き下ろされた絵ではないのでキャラによっては違和感のあるものも存在するが、概ね評価されている。 ただし中破時のグラフィックは動かなくなっている。史実による損傷具合が衣服や艦船の破損具合に直結しているので、18禁になりかねない艦娘もいるためだろう。 戦略要素 当作は戦術級シミュレーション一本というよりも、もっぱら連合艦隊司令官として指揮を取る、艦隊運営の要素が面白さとしてクローズアップされており、ブラウザ版や他の戦術級シミュレーション感覚で遊ぶと思わぬことで躓くことがある。 艦娘が受けたダメージはドックで入渠を行う必要性があるのだが、本作は海域によって用意されるドックの数が異なっている。鎮守府で待機する艦娘と交代はできるが、交代した艦娘が鎮守府に戻るまで回航という状態になりしばらくのターン何もできない状態となってしまう。その為、修理に時間かかる戦艦や正規空母等の大型艦などは後送してから普通に修理するとなるとかなりのターンを消費してしまう事になる。 その為、負傷した艦娘をそのまま作戦行動に使用するか、その場のドックに入渠させるか、後送して控えの艦娘と交代させるかと言った事を考えていく必要がある。 海域を攻略したときにもらえる提督ポイントを消費してドックの最大数を増やすという選択肢もある。 その間も深海棲艦はこちらの鎮守府を目指して進撃してくる。それを食い止めるために、複数ある艦隊をうまく運用することが求められる。 さらに資源確保のために各海域に輸送船団を派遣しなければならない。高難易度で無闇に多方面に手を伸ばしすぎてしまうと敵の進行からの防衛すらおぼつかなくなる。時には海域を明け渡すことも視野に入れればならない。 鎮守府海域を奪取されてしまうと、当然ながらその時点でゲームオーバーとなる。 戦闘システム スキップ機能がついており、同一海域を回っている最中に何度も戦闘シーンを見る必要がない。 ただしスキップした戦闘の敵戦力や艦種などの情報がカットされ戦闘結果も簡略化されてしまう。 もっとも艦隊の損傷具合は進撃選択画面で確認が可能。 海域攻略はボスに1回でも勝利判定を取れば良いので、ボスに到着さえすれば勝機はある。困難なのは満足な戦力でボスに到着すること。 ボス自体を撃破しなくても、随伴艦を多く撃沈することで判定勝ちが可能のため、かなりプレイヤー有利。 育成・収集 資源収集や建造が1ターン=1日制のため、すばやくターンを回すことで艦娘の収集や育成が速い。 セーブ・ロードを行えば、ランダム要素の強いレアな艦娘建造もたやすい。ただレア艦だからといって即日前線に出せるようなシステムではないので注意は必要。 また海域攻略による艦娘の入手も易しめで、レアとされている艦娘収集も難易度を落とすことで狙いやすい。 演習システムが整備されており、レベル上げやステータス上げも容易。 改造や改二改装への手間が比較的が楽になっている。レベルの上げにくい駆逐艦や軽巡を愛好する層にはありがたい。 良曲揃いのBGM BGMはブラウザ版の流用だけでなく、新曲も用意されている。 ブラウザ版のイベントで使われた期間限定BGMも採用されており、人気の高い『MI作戦』や『シズメシズメ』なども使われている 作曲者はブラウザ版初期に実装された曲は宇佐美宏氏(*5)と岡宮道生氏(*6)、それ以降のほぼ全ての曲をかつてファイナルファンタジータクティクスアドバンスで一部BGMを作曲した元スーパースィープの大越香里氏が手がけている。 後に新曲はブラウザ版にも逆輸入された。 その評価は本物で、2016年には東京フィルハーモニー交響楽団と関西フィルハーモニー管弦楽団によるオーケストラコンサートが開催されたほど。改で初期艦との出会いのシーンで流れる『邂逅』は関西のほうで演奏され、2017年に行われたオーケストラツアーでも全ての公演で演奏された人気曲である。 賛否両論点 チュートリアルの不親切さ(マスクデータの多さ) 明らかにブラウザ版の知識を前提としている(*7)ところがあるため、新規ユーザーからすれば不親切、不明瞭な点だらけである。 マスクデータの多さにより、未経験者には、一部の艦娘の持つ特殊能力や装備の効能をフレーバーテキスト等で推し量る事は難しい。 「弾着観測射撃」「マップ索敵」「装備開発」「編成後の艦隊出撃」等攻略にも必須な要素も少なからず有るが、その尽くがマニュアルなどで明示されていないので情報量の多さで戸惑う事は間々ある。 早い話が、「習うより慣れよ」ではなく、「習った上で慣れろ」である。 「艦これ」運営鎮守府はブラウザ版において公式見解として最低限の情報のみを公開し、後はユーザー間の交流を通しての検証や攻略を推奨している。艦これがブレイクした要因の一つでもあるが、問題点として捉えられている側面もある。 そもそもこの形態はソーシャルゲームないしオンラインゲームだからこそという側面が非常に強く、コンシューマーゲームの観点としては不親切の誹りを免れないだろう。 2015秋イベントまでの機能/艦娘しか実装されていない オンラインゲームをコンシューマに落とし込んだことで起きやすい問題点だが、定期的なアップデートが前提なゲームで更新が途絶えると飽きる。 ゲームの発売当時ぎりぎりまでのデータが入っていることは評価に値する。ただその後DLC等でのフォローがないため、いまさらこれを買うより、ブラウザ版を始めたほうがいい。 また、実装が攻略本で確認されているにもかかわらず、入手報告が上がっていなかった艦娘もいたが…。 販売終了から半年以上経過してようやく判明したその入手条件は「難易度「史」で最終海域3面をS勝利する」という厳しいもの。コンシューマでそこまでの難易度を設ける必要はあったのだろうか。 なおブラウザ版で2013年12月にコラボしたアニメ作品『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ』の艦は実装されていない。これはアニメ作品こそ角川系列が関わっていたが、原作漫画版の版元が非角川系であることも大きな理由だろう。 もっとも実装されても苦難を楽しむゲームとしては(燃費が悪いことを差し置いても)バランスブレイカー級の性能だったのだが…。 またアーケードの方で配布された、ブラウザ版のコラボ家具の類似品からはアルペジオの要素が省かれている。 不評点 頻繁なロード、ボタン配置などの煩わしさ 今作で行動の基準となるのは戦略画面であるが、そこから他の画面に行くために頻繁にロードが入る。 実は他の画面に行く必要はあまりない。入渠や補給も戦略画面から行えるのだがわかりにくい。 ボタン配置が悪く頻繁に母港画面に飛ばされる。 上記の通り基準になるのは戦略画面であるが×ボタンで戻ると母港画面になってしまう。間違って×ボタン押すたびにロードが入り、そこから出るのにもロードが入るため結果的にロードが凄く煩わしくなる。 味気ないUI、戦闘演出 母港のUIが無機質なデザインになっており、ブラウザ版のイメージとはかけ離れている。 公開当初は「パワーポイント(で作ったのか)」などと揶揄された。 とはいえロードする回数が多い場面なので、あまり積極的に訪れるようなものではないのだが…。 戦闘画面がチープ。 動画として見るとそれなりに力が入っているが、艦娘が母港の立ち絵そのままなのでキャラクターのサイズがかなりちぐはぐ。せめて縮小をかけてそこだけは揃えようとは思わなかったのだろうか。 戦闘モーションも簡素なRPGレベル。 これらが発売前の公開画像などから指摘され、悪い方向で話題になってしまった。 艦隊運営の為に一部エリアへ艦隊をとどめざるを得ない。 建造や開発を行うには鎮守府の海域に遠征に出ていない艦隊が最低一つでもいないと行えない。 開発、改修や建造のファクターに「艦隊の旗艦に据えた艦娘」が絡んでくる為である。 遠征に出せない第一艦隊を海域攻略時を除いて留めておくのが常道であろうが、その辺の説明が上記項目と同じく足りないので慣れないプレイヤーでは犯しやすいミス。 引き継げる艦娘の少なさ 高い難易度をクリアするたびに引き継げる数は増えていくが、最大でも88隻どまり。 全168種類中なので約半分しか引き継げないことになる。キャラゲーとしてみるとかなり残念な仕様である。 フリーズ、バグ ver1.00では近代化改修を連続で行った時などに高確率でフリーズする症状などがあった。 発売後一か月の間に二度のアップデートが行われ、フリーズや設定ミスは半分以上修正された。 それでもまだフリーズが起きる事象などが幾つか確認されている。 + ブラウザ版との相違によるもの 深海棲艦のボイスが未収録 ブラウザ版では中ボスやボス格に当たる一部の深海棲艦にはボイスがあるが、本作では敵のボイスが一切入っていない。 グロテスクさを感じさせる容姿に不気味ながらも独特の魅力を持つ深海棲艦にも一定のファン層(*8)がおり、ブラウザ版の彼女達の台詞には深海棲艦とは何者なのかなど世界観の一端を想像させるものもあるため、ボイスが入ってないことを不満に思うプレイヤーもいる。 とは言え、一部の深海棲艦のボイスはやたらと長かったりするのでゲームテンポや容量的に入れ辛いというのも考えられる(*9)。 艦娘の季節限定グラフィックやボイス、時報が無い ブラウザ版では一部の艦娘が季節ごとに特殊なボイスやグラフィック(*10)に差し変わるのだが今作ではそのような要素がない。 ブラウザ版では一部の艦娘は各時ちょうどになると時報ボイスがあるのだが、本作には無い。 一応カレンダーで季節の概念があるのでそれらを期待したプレイヤー達も居なくはなかった。 季節グラフィックは、データ上にしっかりと存在しており時間の概念の違いでカットされたと思われる。 一応家具とBGMについては季節物が一部存在する。 他のゲームと違い、ゲーム以外のアプリとの併用ができない 本作を遊びながら、Vitaの本体に内蔵されているブラウザを見るということができない 総評 製作側が予め告知していた通り、(当時の)ブラウザ版の延長線上に存在する作品と言ってよい。 新規ユーザー相手にはシステム面でも説明不足などが目立ち、とっつきにくさを感じることがある。 しかしシステム面での破綻等は見られず、お気に入り艦娘をじっくり育てて好きな艦隊を作れるというブラウザ版の要素もそのまま引き継いでいるので、ブラウザ版で馴れ親しんだプレイヤー向けのファングッズと言った趣が強い。 ブラウザ版の知識はある程度知っている、あるいは書籍やブラウザ版の情報等を参考にゲーム内情報を自分で調べるという前提であれば、難易度自体はブラウザ版よりは全体的に易しめ。 逆に完全新規のプレイヤーが外部の情報を一切仕入れずにプレイしようとした場合、難易度にもよるがいばらの道どころではない難しさと化す。 上記を踏まえると、ブラウザ版ではなくこちらをプレイする現実的な事情は概ね以下のようなものになるだろう。 ブラウザ版に必要なパソコン等をそもそも持っていない人。 (かつての話で現在は解決されているが)ブラウザ版の登録制限(*11)が煩わしい人。 DMMの規約上ブラウザ版をプレイできない人(18歳未満の人)(*12)。 良くも悪くも更新がないため、プレイに必要な知識が追加されることがなく、ゲーム内難易度以外でプレイが難しくならないという点を重視する人。 ブラウザ版の最初期に実装された艦娘を重用してみたい人(*13)。 「余談」の項に記載されている「とある海外の艦娘」を入手したい人(*14)。 かつてはブラウザ版が遊べない人が入門用としてこちらをプレイするという選択もなくはなかったのだが、ブラウザ版のプレイに必要な知識がアップデートを経て膨大化する一方であるため、この目的でプレイする価値は時が経つにつれ下がっている。 総括するのであれば――― 「悪くはない…良くもないがな。」 余談 『艦隊これくしょん -艦これ-』自体が元はコンシューマ発売を想定して企画されていたゲームであった。 ブラウザ版のタイトルが『艦隊これくしょん -艦これ-』なのに対して、本作はブラウザ版の略称に近い形のタイトル名で流通している。 ちなみにブラウザ版とはゲームロゴも少し異なる。ブラウザ版では長門型の艦影が入っているが本作は秋月型と翔鶴型が入っている。 更にアニメ版は大和型、劇場版は大和と吹雪、アーケード版は伊勢型と全部異なっている。 艦これ改にはブラウザ版に先立って、とある艦娘が先行実装され話題となった。これはブラウザ側では2016年春イベント『開設!基地航空隊』にて実装された。 ある事情により、当時はこの艦娘が参戦した事に賛否両論の様々な意見があがった。 + 「とある艦娘」(ネタバレ)と物議の理由、その後に関して その艦娘とはアメリカの戦艦「Iowa」である。 史実では帝国海軍と敵対していた第二次大戦時のアメリカ海軍に所属する艦であった為。 ただ先に実装されているイタリア艦の一部も一時期連合国に参加していた。それにエンディングを見れば、その艦娘が鎮守府と敵対しているわけでは無い事は示されている。 ちなみに2016年ブラウザ版に新たなアメリカ海軍の空母が実装されたが、こちらは戦後に枢軸国側の艦とある作戦に参加した経緯からか反発は少ない。なお、ブラウザ版初期から「第二時大戦時の連合国を含め、様々な国の艦船を出したい」といった旨は語られており後に多くの連合軍の艦艇が実装されている。 その後は連合国側の艦艇が実装されることが特別なことではなくなったため、殊更に批判されることはまずなくなった。尤も、連合国艦の実装に否定的な意見が無くなったわけでもないが。 白露型4隻(「白露」「時雨」「村雨」「夕立」)と軽巡「由良」の声優を務めるタニベユミ氏はプロジェクトサポートとしても本作に関わっている。 本作は5回も発売延期した上に発売直前まで情報が全く出ず、発売直前に公開された画像がブラウザ版より質素でありシステムもブラウザ版と大きく異なっていた事が発表されたため、物議を呼んでいた。 4度の延期を経て発売日を2015年11月26日としながらも遅々として進展を見せないことに業を煮やしたのか、9月4日にSONYが限定版VITA本体の予約開始を10月上旬に行うと発表。まさに最後通牒とも言えるこのSONYの発表を受けてか、10月8日に限定本体の予約開始ととも2016年2月18日への最後の延期が発表され、ついに期日通りに発売されることになった。 2017年1月31日をもってDL版を含めて販売終了した。 理由について発売元の角川ゲームスによれば「『諸般の事情』で、それ以上のことは話せない」とのこと。発売から1年足らずで販売終了、「販売期間よりも発売延期期間の方が長いゲーム」という非常に珍しい作品となってしまった。→PS Vita「艦これ改」が1月にDL版含め販売終了 販売期間より発売延期期間の方が長かったゲームに(ねとらぼ) ただし再ダウンロードやパッチの適応は可能なので一度買ってしまえば問題なく遊べる。また終了前に最後の出荷をすると告知されているので2月以降もパッケージの流通在庫を手に入れることは可能。 この評判は到底褒められた結果でもないことは認識しているのか2017年以降の公式ガイドブック「艦これスタイル」では本作についての記載はなし。所謂存在しない作品のようで運営も触れない動きに黒歴史を認めている傾向である(*15) 本作で初登場した最低難易度「丁」だが、約2年の時を経て本家『艦これ』にも2018年冬イベントで逆輸入という形で実装した。ただし最高難易度に関しては「甲」のまま据え置き。「史」? 実装してたまるか
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同ページはPAに参加する事になった艦これキャラが関わるエピソード集です。内容は随時変更の可能性あり。 ●次元スリップ ●ファーストコンタクト/USSフィラデルフィア ●ファーストコンタクトⅡ ●合流と決断 ●合流時のパート修正案 ●フィラデルフィア乗艦後のシーン色々案 ●シーン集 ●登場艦娘プロファイル ●特設司令部編成 ●深海棲艦艦隊構成 ●本編原案の再編案(艦これ編) ●本編原案の再編案(艦これ編2)
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リンク 速報管理人スレ part1 魚拓 972レスまで http //megalodon.jp/2013-1129-1511-03/jbbs.livedoor.jp/netgame/13165/storage/1385678939.html (著作権侵害で削除済) http //archive.is/YDcYz http //www.peeep.us/a7567f8a 199 :提督@名無しさん★:2013/11/29(金) 10 58 17 ID ???0 ユーザーの皆様に少しでも不快な思いをしてほしくないので こちらのスレッドは後でログ化(削除ではありません)いたします 魚拓を残したい方はどうぞ 艦隊これくしょん総合掲示板 http //jbbs.livedoor.jp/netgame/13165/ (艦速管理人が建てたしたらば) 艦これ速報(アフィ注意) ttp //kancolle.doorblog.jp/ (閲覧の際はAdblock EdgeやAdblock Plus、豆腐フィルターなどの導入を推奨します) 2ちゃんねるブラウザゲーム板 http //uni.2ch.net/gameswf/ その他有志作成のブログや動画リンク 管これ速報 http //blog.livedoor.jp/kancollex/ らん豚速報 http //ranran.blog.jp/ 騒動まとめwiki http //www58.atwiki.jp/tanakanikubenki/ 有志作成の動画 【かんこれ】まとめサイトさんが掲示板を作ったようです http //www.nicovideo.jp/watch/sm22351951 総統閣下は艦これ速報のギャグが高度過ぎてお怒りのようです(笑) http //www.nicovideo.jp/watch/sm22352939 ※削除。 この動画は個人の申立により、著作権侵害として削除されました。 対象物 個人の著作物(文章) あっ…(察し) 【不連続検証シリーズ】「艦これ速報騒動」を検証してみた http //www.nicovideo.jp/watch/sm22356389 ニコニコ大百科 艦これ速報 http //dic.nicovideo.jp/a/%E8%89%A6%E3%81%93%E3%82%8C%E9%80%9F%E5%A0%B1 コメント
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かいこう 収録作品:艦これ改[PSV]/艦隊これくしょん -艦これ-[PC/And] 作・編曲者:大越香里 概要 2016年2月18日に発売されたPSVitaソフト『艦これ改』で、 ゲームを起動してニューゲームを選択した直後、初期艦と文字通り邂逅するシーンで使用された楽曲。 後に本家ブラウザ版にも逆輸入というカタチで実装されたが、 本ランキングでは初出の『艦これ改』の楽曲として扱われる事が多いようだ。 邂逅とは「思いがけなく会うこと。めぐりあい。」という意味。 寂寥感あるピアノや弦楽器による、全体的に透明感のあるオーケストラの音色が特徴で、 これまで『艦これ』に実装された音楽の中でも、群を抜いて綺麗な楽曲に仕上がっている。 ブラウザ版では2016/4/22のアップデートにて追加された。 手に入れた艦娘の一覧、艦娘の紹介(艦船の史実)を知る事ができる『艦船図鑑』の専用曲で、 母港(メニュー)画面から「図鑑表示」を開くと聞く事ができる。 「邂逅」は艦船図鑑の専用曲となっており、装備図鑑に切り替えると汎用曲「工廠」が流れる。 以下はブラウザ版実装に際しての大越氏のツイートより引用。 是非聴きながら図鑑を見てみて下さい、よろしくお願いします。 海の底から水面を見上げているようなイメージや、海の底にとどまる歴史のイメージが伝わればいいなと思い作りました。 2016年9月6日に行われた関西フィルハーモニー管弦楽団によるオーケストラコンサートでは、 最初にパッヘルベルのカノンが演奏された後、本曲の演奏が艦これオーケストラのオープニングを飾った。 同年5月7日に開催された東京公演では演奏されなかった楽曲であり、嬉しいサプライズとなった。 その後は三越百貨店とのコラボ記念のピアノリサイタルでも演奏された。 過去ランキング順位 第10回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 458位 第11回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 260位 第12回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 330位 第13回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 124位 第14回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 466位 みんなで決める2016年の新曲ランキング 17位 サウンドトラック 艦隊これくしょん -艦これ- KanColle Original Sound Track IⅤ 雨 HMV ONLINE:http //www.hmv.co.jp
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ユーザーも増えて運営さんも大変なようなので心ばかりの課金をさせていただきました うーん、この状態で2-4ボス目指すのはこわい。 案の定2-4-1の後の羅針盤で通信えらー お、入れたので遠征長めに回しとく 西に行っちゃったけど、2-4-1/Sで念願の島風ちゃんゲット! 2-4-1、いっつも西に行っちゃうんだけど、、、、編成がマズいんかね。。 むぅぅ、2-4Bossあと一歩のところで戦術的敗北。敵旗艦ぎりぎり1残っちゃったからなぁ、、、 大破2中破2小破1、、、、バケツもってこーい 一回の出撃で資材バカ食いしたので、しばらくは大規模出撃は出来ないな、、、しばらく島風ちゃん愛でるか 建造ギャンブルなんかに回す資材はありません 2-4-Boss:赤城51、蒼龍43、陸奥33、金剛32、比叡34、利根31(すべて改)で A クリア そして同時に資材切れ、、、、 試しに3-1を軽めの編成で行ってみる。 2-4クリア記念に課金だぜ!やっぱり出撃セットが一番オトクなのかな? 燃0.5円、弾0.5円、鉄0.67円、アルミ1.0円、修復材60円で、工セット 1.4x、タンカー 1.67x、アルミ1.83、出撃2.51x。出撃にはボーキついてないけど、まだいくぶん余裕あるので、これで。 3-1は多少被弾しつつもクリア。2-4に比べれば全然楽。で、3-2が噂の駆逐艦マップか。 え?駆逐艦で戦艦倒すの??ボス前で大破5なんすけど、、 うーむ、、駆逐艦娘たちは、まだみんなローティーンだからな、、、改造レベルまでにはしないとダメか 遠征で育てた娘たちを呼び戻して、演習で鍛えるかな。 同時並行的に4-1も廻ってみる。 大破燃料弾丸不足のまま格上相手に連続して演習させるブラック提督 あーさすがに実質轟沈するとexp入らないのか 輸送艦と補給艦って区別されてんの? 4-1も比較的すんなりクリア。 育成用巡洋艦とともに3-2-北でレベリングするか 軽空母2+駆逐艦4か、空母1戦艦1駆逐艦4 で 3-2-北を廻す。 霧島さんきた!! at 3-2-北1/S 駆逐艦娘は、ぜかましうしおなのですいかづちすずかぜはらしょーを愛でます。 アンドロイドのangel browser で動くかなと思ったら「PC専用です」だって。ダメか。 被弾しつつも4-2-Boss Aクリア。敵戦艦残っちゃったからぎりぎりB取れたかぐらいか、、と思ったらA取れた。 駆逐艦娘を愛でながら、榛名さんと加賀さんを探す旅に出るか。 伊勢さん 3-2-北Sでドロップ RT @totisan410 島風、雪風がついにレベル50になった。しかし3-2がクリアできない…。 どこまで駆逐艦娘レベリングすれば3-2クリアできるの、、、 日向さん改って、結構使える? 3-2-1では、特に駆逐艦にこだわらずに、育てたい娘を育てよう。 演習のexpも3-2-1に比べれば大したことないので、321マラソンの方がいっか 早起き艦これ健康法 さすがに空母いれとかないと被害食らう。というか入れ忘れて大破した上気づかず夜戦突入させてあわててF5 しばらくは、3-2-1マラソンを主軸、クエ消化の2-Xと榛名さん求めて4-1かな。 榛名さんももちろん欲しいけど、戦艦はそこそこ揃ってきたの対して正規空母は長風呂とそうりゅうさんしかいないので、加賀さん欲しい。 駆逐艦改6人揃いましたけど、まだ戦艦に当てるには早いですか お、50/50/10/100/赤城で流星改でた 燃料より弾丸の消費が大きいな、、、長距離回すか。 スーパースーパー北上さんが来るとのことで、改めて育て直してみる。 うぐexp確定直前でまたもや通信えらー この状態で2-X-Boss まで回すのはリスク高いな。ノーダメージ3-2-1マラソンに徹するか。 遠征は、第2をずっと海上護衛、第3をその時々の備蓄状況、時間などにより警備、長距離、資源輸送、鼠、包囲などを。 3-2-1は駆逐艦4と軽空母1、(育成対象)戦艦1でほぼノーダメージで回るようになってきた。火力、装甲を近代化で最大まで上げ、lvl30ぐらいまでになったら3-2-Boss トライしてみるかな。 lvl25近辺で3-2-Bossルート試してみたけど、やっぱボス前戦艦で大破1中破1食らった。まだまだか。 技術「割符」を手に入れると、弾丸、燃料を商人と交換できるようになります。 RT @naniujip 電改LV36、島風改LV35、叢雲改LV30、朝潮改LV28、陽炎改LV27、白露改LV25 …3-2決戦の刻は近づいた!! やっぱ島風チャンLV35ぐらい、他のは平均LV30ぐらいまで上げないとダメかな、、、 よっしゃ2-2-Boss/S で加賀さんゲット!!! 軽巡は、いくつか改造した後、あんまり使ってないな、、 RT @tainoshippo 潮っぱい | 相音うしお [pixiv] http //t.co/fq19jyOR8U 潮さんが話題になったと思ったらやっぱり… 猫質オンライン状態なので、現状戦力まとめ:空母3,軽空母5,戦艦8,重巡13,軽巡13。空母は加賀さん今日加入したので、全力で育成中。改造レベルまで持って行きたい。飛龍さんがくれば南雲達成。 戦艦は、はやく榛名さんほしーなー。榛名さんと長門さんが来ればコンプ。霧島さんを最近手に入れたので、育成中。重巡は青葉さんがなかなか来ないので第四艦隊解放できない。 軽巡は、大井さんがまだ。レアの鬼怒阿武隈さんも欲しいけど。軽巡は、序盤はいろいろお世話になったけど、最近とんとご無沙汰。遠征旗艦ばっかかも。 3-2-1マラソンに徹してると資源貯まるわ。クエで2-X回るけど。 ドッグは実質500円で増設できるので(初期登録DMMポイント500円分を使えば)、早めに一つ増設しておくといろいろ捗ります。2つ増設しても、結局資源がボトルネックになるので、1つでまずは充分かと。 建造に何百も資源使うのは無駄だけど、開発に幾ばくか使うのはある程度は必要かも。ドロップしないし。といっても赤城デイリー50/60/10/100x3で充分だけど。 RT @DDH_182_no2ri 4-2はホント榛名さんの生息地やで・・・(通算5人目の榛名さんドロップ LV40オーバーでも3-2-Bossクリアできないの、、、? しかしこれだけの数を史実と合わせてキャラデザするの大変だっとろうな。 駆逐艦混ぜて4-2回りも組み入れるか。 改造レベルに達してもすぐに改造せず、中破するぐらいまで使い倒してから改造するとお得。
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サイファー氏の艦これキャラ一覧。(ただし一部キャラはオリジナル、主が艦これないで持ってないキャラもあり。二次創作もあり。もはやフリーダム) ソラノカケラメンバー以外のほとんどをリストラします。あと当分の間秋月型と死神部隊以外来ないと思います。 ソラノカケラ ほぼ敵対勢力 死神部隊 夕立改二甲?くくる氏の許可を取ってあるので、これまで通り 吹雪改二甲(黒い鳥憑依吹雪) 加賀コジマverのみ 大鳳メビウス仕様のみ 霞改二(乙)改二乙のみ 照月これまで通り 川内改二Valヨッシー氏の許可取得済みの為、これまで通り 睦月改二ページ作ってあるのでとっておきますが、/vしか使いません 伊401音ゲー仕様以外使わない可能性 初月これまで通り Верный正直、どうしようか迷ってる… 秋月これまで通り 榛名改二Spica同じく Ultra蒼龍アルメバで運用or音ゲー憑依艦娘として扱い今後も同じように使う エバメセ飛龍同じく 鈴谷 KBCwikiにおいては条件付きのキャラクターとして設定 original 星月 常葉 準オリジナル(二次創作型はこちらに分類) 壊人形何処棄? 一部キャラを除いて平均スペックデータ(小数点第3位四捨五入第4位以下切り捨て) グループ 平均体力 平均攻撃 平均防御 平均速度 コメント ソラノカケラ 16.43 10 27.14 41.71 防御と速度に偏っている。やばい
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301 :名無しさん:2014/06/03(火) 14 59 39 ID 08L8dJ02 299 らき☆すたの黒井先生みたいなもんか 302 :名無しさん:2014/06/03(火) 20 05 06 ID ekzJlUO. 谷風のブロント語とか、金剛の英語とか、ヴェールヌイのロシア語とか…… 303 :名無しさん:2014/06/03(火) 20 29 39 ID mPd4w9Z. 谷風以外はちゃんと縁があるんだからいいじゃんw 304 :名無しさん:2014/06/03(火) 21 05 24 ID EzneJL9. 雪風はいつ日本訛りでニーハオとか言うの 305 :名無しさん:2014/06/03(火) 21 09 01 ID yeK09hxg 302 漣の2ちゃん語 夜勤病棟×艦これで「夜戦病棟」とかどうですかね 野戦病棟モードだと「楽にしてやるのも提督の勤めだ」パーンになります 306 :名無しさん:2014/06/03(火) 22 40 28 ID ekzJlUO. 漣は言語よりもむしろスパロボのミオやエクセレン、 ムゲフロのシャオムウみたいなメタやパロディ台詞全開になりかねなくて 307 :名無しさん:2014/06/03(火) 23 25 35 ID mPd4w9Z. 某所で「「こう書いて漣と読みます」は掌に書いてくれてる」ってレスを見て、想像して萌えた 308 :非エロ:提督×加賀:2014/06/03(火) 23 31 28 ID CZ5jWNsM 提督×加賀の非エロを投下します。 艦娘に関する独自設定あり。 加賀さんだけは深海棲艦が現れる前までは普通の人間として生まれ育っています。 309 :非エロ:提督×加賀:2014/06/03(火) 23 35 16 ID CZ5jWNsM 食堂・間宮へと続く廊下を赤城は誰から見ても分かる通り楽しそうな顔で歩いていた。先ほど出撃から帰ってきた赤城は艤装を自分の部屋に置いてすぐに間宮へと向かった。 恐らく頭の中で間宮の作る料理の数々を思い浮かべているのだろう、その表情には戦闘の疲れは見えなかった。 同じ第一艦隊で出撃していた他の艦娘たちは多少の怪我を負っていたので今は入渠中だ。赤城は運が良いことに無傷で帰還できたので、今は好きなように行動している。 一歩一歩食堂へ近づく度に騒がしい空気を赤城は感じた。その空気は食堂から流れてきている。不思議に思いながら出入り口に立ち食堂の中を覗いた時に赤城は騒ぎの原因を察した。 「そんなこと、言われなくても分かってます!」 灰色のツイーンテールが興奮気味に揺れていた。赤城側から見れば後姿ではあったが、すぐに瑞鶴だと分かった。その瑞鶴の前には見慣れた無表情の顔があった。加賀だ。 食堂にいた他の艦娘たちは不安そうに二人を見ている。間宮もカウンターで困ったように微笑んでいた。 またか、と赤城は苦笑した。赤城と同じ一航戦の加賀は自分にも他人にも厳しい艦娘ではあるのだが、 五航戦である翔鶴と瑞鶴相手だと―――その中でも特に瑞鶴だが―――より辛口になるのだ。 「実践できなければ分かっていないのと同じ。演習でさえ足手まといなのだから、いつまでもこの基地から海へは出られないわね」 「……ッ!ま、まだ…改造…できてないから…」 瑞鶴を見る目がさらに冷たくなった。 「だから提督は貴方に良い装備を与えた。貴方が一番に功績を残せるように、改造済の私と貴方の姉の装備は性能が低いものだったし、艦攻も艦爆も制限されていた。 それでも貴方は攻撃を何度もミスして、貴方を庇った姉が大破して動けなくなった。貴方が上手くやってくれていたら、今日の演習は完全勝利が出来たと思うわ」 瑞鶴の体が小さく震えていたが何も言わなかった。加賀の言い分が的を得ていて反論の余地がないのだろう。 「未改造だからといって成果をあげなくていい理由にはならないわ。…まぁ、あの子も大破するぐらいなら貴方を庇わない方がマシだったわね。 そのせいで攻撃手順が一つ減ってしまった。冷静な判断が出来ていない」 加賀の肩が僅かに下がった。赤城の耳には届いていないが、きっと目の前の瑞鶴には加賀の溜息は聞こえているだろう。 「これだから五航戦は」 その時ツインテールが勢いよく跳ねた。 「………今はその先輩面を精々楽しんでいるといいですよ」 いつもより低いトーンの、据わった声だ。多分、キレた。 「五航戦は五航戦はって…”陸生まれ”のくせに!」 一際大きな叫びが食堂に響き渡った。異様な静けさが訪れる。その静寂を破ったのはキュッという靴音だった。 瑞鶴は振り返っって大股で早歩きをし、そのまま出入り口にいる赤城の傍を無言で通り過ぎた。横目でちらりと見た瑞鶴の顔はとても険しかった。 310 :非エロ:提督×加賀:2014/06/03(火) 23 38 52 ID CZ5jWNsM 瑞鶴は最近になってこの基地へ着任した艦娘だ。海域に出撃させるにはまだ早いので、今は演習で錬度を高めている。 提督は着任したばかりの瑞鶴に配慮してか演習には必ず翔鶴も参加させていた。基本的に演習では空母は鶴姉妹だけだったが、 時折加賀または赤城が随伴することもあった。演習の内容によっては赤城も鶴姉妹に注意をすることはあったが、 性格も雰囲気も温和な赤城の言葉には何処にも棘がない。加賀のように鶴姉妹を無闇に落ち込ませることも見下すこともしない。 まして、あんな風に怒らせることもない。 赤城は再び目を中へ向けてもう一つの騒ぎの原因を見遣った。加賀はいつの間にか席に座り湯呑みを口につけている。 瑞鶴が去ったことで静まり返っていた食堂も徐々に賑やかさを取り戻していた。何人かは加賀をちらちらと見ていたが、加賀は表情を変えていない。 気付いていないのか、気にしていないのか。 「赤城さん、何が食べたいかしら」 カウンターから間宮が声をかけてきた。赤城は数秒考えてから口を開いた。 「カレーをお願いします、大盛りで」 わかってますよ、と間宮は笑った。 「席に座っていてください。持っていきますから」 間宮の言葉に甘えて、赤城は席に座った。もちろん加賀の前だ。 「今日も相変わらずですね」 加賀はチラリと赤城を一瞥し、湯呑みをテーブルに置いた。 「あの子たちは未熟だから」 そして左腕をテーブルの端に伸ばして食器カゴの中にある湯呑みを一つ取り出した。その湯呑みにポットのお茶を注ぎ赤城に差し出す。 「ありがとう、加賀さん」 素直にお礼を言って赤城は湯呑みを受け取った。いえ、と加賀は小さく呟いた。加賀はこういう気遣いを赤城にはよく示してくれていた。 赤城だけではない、二航戦や他の艦娘、提督にも優しさの片鱗を見せる。しかし五航戦相手だとそれが隠れてしまうのだ。 「お待たせしました」 赤城と加賀のテーブルに間宮がトレイを持って現れた。トレイには大盛りのカレーと大盛りの親子丼が載っていた。赤城の前にカレーが、加賀には親子丼が置かれた。 香ばしいカレーと親子丼の匂いに赤城の口の中に唾液が湧き上がる。いただきます、をしようと赤城が両手を合わせようとした時、間宮が加賀の名前を呼んだ。 「ねぇ加賀さん、貴方の言い分も分かるのだけれども…もう少し彼女たちに優しくしてみたらどうかしら」 箸を取ろうとする加賀の手がピタリと止まった。 「もちろん戦いに不慣れな方に指導をすることは大事ですが、ただ厳しいだけでは信頼関係は生まれません。加賀さんは五航戦がお嫌いですか?」 加賀の目が泳いだ。居心地の悪そうな目が赤城に向けられたが、赤城は黙ってただ笑った。間宮の質問に加賀がどう答えるのか気になったからだ。 それを悟ったのか加賀は諦めたように溜息をついた。 「………別に、嫌いという訳ではありません」 小さな返答に間宮の顔が明るくなる。 「それなら私から何も言う事はありません。後はお願いしますね」 「………善処します」 間宮は軽く頭を下げるとテーブルから離れていった。加賀の顔は相変わらず無表情だったが手を箸の上に置いたまま動こうとしない。 311 :非エロ:提督×加賀:2014/06/03(火) 23 40 13 ID CZ5jWNsM 「早く食べないと冷めちゃいますよ」 赤城はスプーンを右手に握りルーがかかっている部分の白米を掬い上げた。口の中へと持っていく。うん、おいしい。 何度も噛み締めてカレーの味を堪能する。充分に味わった後にようやくカレーは赤城の食道を通った。 「……赤城さんも、間宮さんと同じ考え?」 二口目を掬う前に前から声がした。赤城はスプーンを止めて加賀を見た。加賀はまだ親子丼に手をつけず、顔も俯いたままだ。 「あなた自身が好きなようにしたらいいと思いますよ」 加賀は顔をあげて眉間を顰めた。 「好きなようにしたら、また間宮さんに言われてしまうわ」 「あなた自身は悪いと思っているの?」 「それは……」 「間宮さんの小言を逃れるために取り繕っていたとしてもいいんですよ。だって貴方は、正規空母の加賀さんなんですから」 「そう、よね」 再び加賀は顔を俯かせた。手は動かないままだ。どうしたものか、と赤城が考えようとした時にぐぅ、と音が聞こえた。 加賀がパッとお腹に手をあてた。無表情の顔に少し赤みが帯びる。 「ほら、早く食べましょう。腹が減っては戦はできないですよ」 赤城の急かした声に加賀はようやく箸を取り、両手を合わせた。 312 :非エロ:提督×加賀:2014/06/03(火) 23 42 46 ID CZ5jWNsM 「ふぁ~……終わった終わった」 白い軍装に身を包んだ男が思い切り腕を伸ばした。ゆっくりと背中を背凭れに預け、椅子に深く座る。 「お疲れ様です、提督」 加賀は提督の前にある執務机に湯呑みとポットを載せたトレイを置いた。ポットの中にはルイボスティーが入っている。 「ありがとう。遅くまで仕事に付き合わせてしまって悪かった」 「いえ…秘書艦として当然ですから…」 明日の朝に提出期限であった書類を提督と加賀は二人で片していた。書類作業が不得意ではない加賀だったが、 さすがに大量の紙を相手にしたら時計の針が十時を過ぎるまでかかってしまった。 「では、私はそろそろ失礼します」 加賀がそう言うと提督は頭を左右に振った。 「加賀さんも一緒に飲もう」 「いえ、もう遅いので自室に戻ります」 加賀は提督の誘いをキッパリと断った。提督はあからさまに大きな溜息を吐いた。 「それじゃあ命令、一緒に茶を飲むぞ。一人で茶を飲むのは嫌なんだ」 「……命令なら仕方ないわね。分かりました、お付き合いします」 「よし!じゃあ自分の湯呑み持って来い」 加賀は給湯室に行って適当に湯呑みを選んだ。執務室に戻ると提督は執務机ではなく来客用ソファーに座っていた。 彼の脚の前にあるテーブルには加賀が運んだポットとトレイが置かれていた。 加賀は提督と向かい合わせのソファーに座り自分の湯呑みにお茶を注いだ。 「加賀さんが書類作業に強くて助かるよ。お陰で徹夜はせずにすんだ」 「お役に立てたのなら何よりです」 加賀は湯呑みを口につけた。ルイボス茶の香りが口内に広がる。和菓子か洋菓子もあればもっと良かった。 加賀は口から湯呑みを離すと提督に目を合わせた。 「……それで、何か私にお話したいことでも?」 悪戯が見つかった子供のように提督は自分の顎を撫でた。 「何だ、バレてるのか」 「回りくどいことはせずに直接聞いたらいいわ。質問には極力答えられるように努めます」 「そうだな…その、話は…察しているかもしれないが、五航戦のことで」 加賀は小さく溜息を吐いた。 「提督も、彼女たちに優しくしろと仰るのですか」 コミュニティー内で不穏分子があるよりかはない方が良い。それにここは軍という組織だ。 戦いの場において仲間内で信頼が欠けていてはチームの連携に支障を来す恐れがあり、最悪大怪我や任務の失敗に繋がるかもしれない。 提督としてはその不安要素をなくしたいと考えるのは当然だ。五航戦の件も自分さえ態度を改めれば穏便にすむことを加賀自身理解していた。そう、理解はしているつもりだ。 「提督のお気持ちもわかります。私個人のせいで規律を乱してごめんなさい」 加賀は頭を下げた。そんなことしなくていいよ、と声が上から聞こえてきた。加賀が顔をあげると提督と目が合った。 313 :非エロ:提督×加賀:2014/06/03(火) 23 46 32 ID CZ5jWNsM 「その、俺の勘違いなら悪い。加賀さんの五航戦への態度がキツいのは誰から見ても分かるんだけどさ…… 本当は、そういうことを君自身は望んでいないんじゃないかな?」 「えっ?」 加賀は困惑した。提督の質問の意図が理解できなかった。 「加賀さん、君は五航戦には厳しいけど彼女たちを遠くから見ている時の君は…いつも後悔しているように見える。 周りが君に何も言わなくても、君自身が五航戦に優しくなりたいと思っているんじゃないか?」 加賀は言葉に詰まった。何をどう言っていいのか、加賀にはすぐに答えを見つけられなかった。 しかしきっと今の加賀が何を考えているのかも提督はおおよそ見当がついているだろう。 なにせ赤城と同じく提督もまた彼女自身に勘付いているのだから。 「提督は…私が軍に身を置くようになった経緯をご存知ですか?」 「あぁ、君がこの基地に着任する前に大体のことは聞いたよ」 「そうですか…」 加賀は提督から目を逸らした。彼に話してみようか?疑問が加賀の頭の中をグルグルと回る。 話した所で何かが変わるとは思えない。それなら何も話さない方がいい。 「加賀さん」 提督の呼び声に加賀は少し間を置いてから、目を提督に向けた。 「俺に話した所で問題が解決するとは思えない。君の力になれるかどうかも怪しい。俺が君に出来ることは…」 提督は傍にあるポットを手に取った。 「君にお茶のおかわりをいれてあげることぐらいだ」 しかし湯呑みの中を見て提督は口を尖らせた。 「おいおい加賀さん、全然減ってないじゃないか。これじゃあ何にも出来ない」 「それは…ごめんなさい」 クスッと加賀の口元に笑みが零れた。 「それじゃあ、代わりに私の話を聞いてもらってもよろしいでしょうか」 314 :非エロ:提督×加賀:2014/06/03(火) 23 51 14 ID CZ5jWNsM 何処かの町にごく普通の家庭で生まれ育った一人の少女がいた。彼女は頭がよく運動もできた。 他の子供と比べたらあまり表情は豊かな方ではなかったが、友達は少なくはなかった。 ごく普通の恵まれた環境で彼女は日々を過ごしていた。平和で退屈で平穏な日々であった。そんな日々の中で彼女は違和感を感じていた。 この環境は自分がいるべき場所ではないのかもしれないと。 思春期にありがちな、自分は他人とは違うと思い込みたい行為のようなものだと彼女は思っていたが、それで納得できた試しがなかった。 彼女は自分の違和感が何か分からず、中学を卒業し、高校に入り、大学受験をして無事に志望大学に合格をして花の大学生活を送っていた。 彼女はこのままこの違和感の正体を知ることなく生き続けるのだろうと思っていた。 しかし、世界が変わった。ある日突如として現れた深海棲艦という化け物が人間を襲い始めたのだ。 夏期休暇に友人たちとクルーズ客船で船旅をしていた時、彼女たちが乗った船を囲んだ無数の化け物たちを見て、 恐怖に慄き泣き叫ぶ乗客たちの中で、彼女は生まれて初めての高揚感を感じた。 彼女がふと意識を取り戻した時には海に化け物たちの死骸が浮かんでいた。そして彼女は船ではなく、海の上に立っていた。 彼女の傍には旅行で乗っていた船とは違う、もう一つの船があった。とても大きな大きな船だった。 初めて見た船のはずなのに、懐かしさに彼女は涙を流した。 突如現れた巨大な船、 乗客の中にいたその道に詳しい人が驚きで身を乗り出して客船から落ちてしまう原因となったその船は、航空母艦・加賀であった。 315 :非エロ:提督×加賀:2014/06/03(火) 23 54 38 ID CZ5jWNsM 「その時、私がどうしてこの世に生まれたのかを理解しました。私は化け物、深海棲艦と戦う為に生まれたのだと… 私がまだ船であった時の記憶も思いだしたんです。その日をキッカケに、深海棲艦だけではなく艦娘も海から現れるようになりました。 その後しばらくしてから私は政府に声をかけられて軍に入りました。戦いに身を置くことになりましたが、 私が”加賀”として扱われ存在することに抱いていた違和感がなくなったのも事実です。私は軍に自分の居場所を見つけました」 生まれ育った環境を離れてしまうことに不安がなかった訳ではない。それでも自分自身は加賀であることを自ら望んだ。 加賀として接せられることに安心感を覚えた。自身を苛んできた違和感が解消された上に自分の使命がハッキリと分かっていた。 生きる意味や生き方に迷いを抱く人間と比べれば、存在意義があることは幸せだと信じていた。 「……しかし、五航戦…最初に翔鶴がこの基地に来た時から、少しだけ息苦しくなりました」 翔鶴はカスガダマ沖海戦で第一艦隊が連れて帰ってきた艦娘だ。翔鶴は海から来たのだ。 「…海から来た艦娘はオリジナルの艦船に最も近い存在。港の工廠で生まれた子もオリジナルに近い。 …私は、彼女たちと違って女の腹から生まれた陸生まれの陸育ちです。私よりも、あの子たちの方が艦娘として相応しい」 「俺からすれば海も港も陸もみんなすごい艦娘だよ」 「それは提督が普通の人間だからだと思うわ」 提督は苦笑した。 「厳しいなぁ加賀さんは。でも本当に、俺から見たら何も差異はないし、他の子たちだって気にしてないんじゃないか?」 「瑞鶴は去り際に”陸生まれのくせに”って言ってました」 「…あー…」 「陸生まれの艦娘は現時点この基地には私一人だけです。周りの艦娘と引けを取らないように鍛錬を積んできました。 お陰で基地の中では一番高い錬度になりましたが…」 陸生まれの加賀を他の艦娘は差別することなく真摯に接していた。 そこに嘲りの感情がないことを加賀は分かっていたから気負いなく付き合うことが出来た。 しかし、五航戦は別だった。今の加賀としての記憶は、当時の航空母艦だけではなく搭乗員達の記憶の集大成でもある。 搭乗員達は五航戦を見下していたのだ。その感情が今の加賀の中でもくすぶっていた。 だから五航戦と関わる時はつい辛辣な態度で接してしまうのだ。 「……私の態度のせいで瑞鶴は私を嫌っている。陸生まれの私なんかに大きな顔をされているのが気に障るのでしょう。…私も… 自分が陸生まれなのにあの子たちが海生まれで……勝手な劣等感を抱いている…」 そのことを思うといつも胸がキリキリと痛んだ。憎悪に近い黒い感情がグルグルと加賀の中で渦巻いている。 「私は加賀として存在することに生き甲斐を感じていました。でも、自分が加賀だからといって五航戦を無下に扱うことを正しいとは思っていません。 そう思っているはずなのに、それでも私は態度を変えられない。私は、加賀だから」 316 :非エロ:提督×加賀:2014/06/03(火) 23 57 32 ID CZ5jWNsM ――――――沈黙が訪れた。 加賀はそれきり口を閉じてしまい、提督も口を開こうとしない。しばらくすると加賀の眉間に僅かに皺が寄った。やはり話すべきではなかった。 その思いがじわじわと加賀の中で大きくなっていく。 「あのさ」 先に言葉を発したのは提督だった。加賀はごくりと唾を飲み込んだ。緊張が体を走るが、次に出てきた言葉に加賀は別の意味で体が固まった。 「名前は?」 「はい?」 「だから、名前」 名前。一体何を聞いているのだろうかこの男は。 「……加賀ですが?」 違う違う、と提督は首と手を振った。 「加賀じゃなくて、家族の元にいた時の君の名前」 パチリ、パチリと加賀は目を瞬かせた。 「……何故?」 「何故って、知らないから名前を呼べないじゃないか」 「知らなくても、加賀という名前が―――」 「確かに君は加賀だけど、加賀そのものではないだろう?」 その言い方に加賀はムッとなった。 「私が陸生まれだから艦娘としては相応しくないということですか」 「そうじゃないよ。それにさ、君は海と港生まれの方がオリジナルに近いと言った。近いということは、そのものではない別の個体だ。 加賀と君が同一ではないのと同じように、彼女たちも違うんだよ。君と彼女の違いは、性能差やオリジナルとの類似性じゃない。 君は艦娘としてではなく、君自身という存在を証明してくれる名前を持っていることだ」 「……それが何か?」 提督の言わんとすることが加賀には分からなかった。提督は困惑を隠しきれない加賀を見て口元を緩ませた。 馬鹿にした笑いではなく、安心させるような笑い方だ。 「この先、いつか深海棲艦との戦争が終わって兵器が不必要となった時、艦娘はどうなっているだろうか。 もしかしたら海に帰るかもしれないが、そうではないのかもしれない。海に帰ることができず、陸に残ってしまうかもしれない。 もしそうなった時、戦いしか知らない彼女達が陸で普通に生きていけるだろうか?」 「……その時になったら、提督は私に彼女達のサポートをしろと仰りたいのですか」 目の前の男の顔がニカッと破顔した。 「さっすが!相変わらず察しが良いね。君はこの戦いが終わったら帰る場所がある。艦娘達は海に帰ることが出来なければ、居場所がないんだよ。 軍施設も縮小するだろうからすべての艦娘が基地に残れるとは限らない。俺は彼女達にも軍以外の場所に居場所を作ってあげたい」 317 :非エロ:提督×加賀:2014/06/04(水) 00 01 00 ID AQ9YRDIQ 加賀は家族の事を思い出した。自分が戦いに身を置く決意を家族に伝えた時、誰もが反対した。 船旅を共にしていた友人達の中には自分の力を恐れて離れてしまった者もいたが、心配している者もいた。 それでも日々深海棲艦の被害が拡大していく中、自分を軍に行かせることを認めざる得ない状況になっていた。 自分が軍に入ってしまえば戦争が終わるまで故郷へ帰ることは禁止され、また家族や知り合いも自分を訪ねることも許されない。 郷愁心を煽られて戦争から逃げ出さないようにした規則かもしれないが、そもそも深海棲艦との戦いに焦がれていた自分には 無用の心配のようにも思えた。だからこそせめて、自分を心配する家族には手紙を送ることを約束したのだ。 最初軍は手紙のやり取りにも難色を示したが、検閲を条件に許可された。今でも家族とは手紙を送りあっている。 文面からはいつも家族が自分を気遣っているのを感じていた。 普通の人間にとったら強大な艦娘の力を持つ自分の存在は恐ろしいはずなのに、家族は変わらなかった。 優しくてあたたかな自分の帰る場所。他の艦娘が持っていない場所。五航戦も持っていない。その考えに辿り着いた時、 心に高揚感が湧き出て、すぐに胸が痛んだ。 「どうした?気分でも悪くなった?」 加賀の僅かな変化を提督は感じ取ったようだ。加賀は自他共に認める程表情が乏しいのに、 妙な所で聡い提督の前では自分が丸裸になったような気分で居心地が悪い。 「いえ……自分の浅ましさに辟易しただけです」 提督が首を傾げた。どうしたものか、と加賀は迷ったが、己の胸中を色々と喋ってきたのだ、ついでに吐き出すことにした。 「五航戦の持っていない帰る場所を私は持っている、その事に優越感を感じました。でもそう感じる自分が嫌にもなった」 チラリと提督に目を向けると、視線の先に嬉しそうな顔が見えた。 「ほら、君には加賀ではない自分自身がちゃんといる。五航戦だってそれに全く気付いていない訳じゃないと思うよ。 瑞鶴だって単純に虫の居所が悪くてつい感情的になってしまっただけさ」 「……結局は私の態度が原因です。五航戦に嫌われても仕方ないわ」 君は本当に真面目だなぁ、と提督は暢気に言った。提督の言う通り、自分は考えすぎなのかもしれない。 だからといって楽観的に物事は見れない。けれども、今まで悩んでいたことを吐露したことで少しだけ気持ちが楽になった。 「お、いい顔になった」 表情はそんなに変わっていないはずなのに、また気付かれてしまった。コホン、と加賀は咳払いをした。 「ところで、色々と考えていたのね。少し意外でした」 まぁね、と提督は得意気に胸を張った。まるで先生に褒められた生徒のようだ。その姿が微笑ましくて、今度は加賀も顔をほんの少し綻ばせた。 「提督、私の名前のことなんですけど」 そう言って自分の名前を伝えた。 「おぉ、可愛い名前じゃないか」 「ありがとうございます」 「それで俺の名前はな…」 「知ってるわ」 「……あのねぇ、ここは一応聞いておくものだよ」 提督の拗ねた反応にはぁ、と自分は呟いた。 「気を取り直して、俺の名前は…」 提督も名前を言った。初めてその名前を聞いた時と同じく、良い名前だと自分は思った。それを口に出すことはなかったが。 318 :非エロ:提督×加賀:2014/06/04(水) 00 04 03 ID AQ9YRDIQ 「それでだ、現在陸生まれの艦娘は君一人しか確認されていない。これからまた見つかるかもしれないし、ずっと君一人だけかもしれないが… もしも戦争が終わって君の助けが必要になる時が来たら、協力してもらえるだろうか?」 提督は自分の名前を呼んだ。そうやって自分の名前を呼ばれるのは手紙以外では久しぶりだった。何だかむず痒さを感じたが、 心地よさもあった。自分は加賀であったけれども、自分自身も生きているのだ。 「私に協力できることがあれば、喜んで」 自分の返事に提督はほっとしたように息を吐いて、それから笑った。 「多分、君の悩みは戦争が終われば解決するはずだ。深海棲艦と共に艦娘が現れたから、いなくなれば艦娘の必要性もなくなるからね。 君の中にある加賀の意識もなくなるか弱くなると思う。そしたら五航戦とは君自身で接することが出来るようになるはずだ」 提督が言うと、本当にそうなのかもしれない、と思ってしまう自分がいた。 中身が変わっても見た目は変わらないから五航戦が自分自身にすぐに慣れるとは思わないが、そう悲観的にならなくてもいいだろう。 それにしても、だ。 「提督、私たち艦娘のことを考えてくれるのは嬉しいですが、戦争が終われば貴方も私たちと同じくお払い箱になるんじゃないかしら。 自分の心配をした方がいいわ」 「あぁ~だよなぁ……俺って上層部に受けがよくないからすぐ追い出されそう」 大きな溜息を吐いたが、あまりに白々しいので提督自身あまり気にしていないかもしれない。 「いいんですか、確か軍に入る前に家から勘当されたって仰ってましたよね」 「まぁほら、いいんだよ俺のことは。なんとかなるなる」 「お気楽ですね…どうなっても知りませんよ」 アハハハ、と軽快な笑い声が部屋に響いた。 「もし行く当てがなかったら、君に養ってもらおうかな ――――――おいおいそんなあからさまに嫌そうな顔をしないでくれよ、冗談だって」 いたずらっぽく笑いながら提督はウインクをした。その仕草で大学生時代に遭遇したナンパを思い出させた。 あの時自分をナンパしてきた男の顔は全く覚えていないが、今の提督みたいなことをしていた気がする。 「本気じゃなくてよかったです。戦争が終わった後まで提督の世話はしたくありませんから」 「ほんっとうに厳しいなぁ…じゃあさ、俺を養わなくていいからさ、デートしようデート ――――――おいおいそんなまさに苦虫を噛み潰したような顔にならなくてもいいだろ」 「冗談は顔だけにしてください」 「自慢するけどそんなに悪い顔じゃないだろ!…と、いうか冗談じゃないんだが」 「えっ」 「こういう情勢じゃなかったら、俺は君にアプローチしたいんだが」 いつの間にか提督の表情が真剣なものになっていた。二つの目は自分をじっと真っ直ぐに見つめている。 その眼差しに囚われて瞬きさえ出来なかった。いつもの軽い調子の提督が目の前からいなくなっている。 本当に冗談で済ます雰囲気ではないようだ。 319 :非エロ:提督×加賀:2014/06/04(水) 00 07 48 ID AQ9YRDIQ 「私は…」 軍に入る前、自分は恋愛事にはあまり積極的ではなかった。男女のあれこれに夢中になるには胸中に住みつく違和感が邪魔をしていたのだ。 自分に恋慕を抱く男は何人かいたが、彼らの想いに応えることが出来なかった。 軍に入ってからも軍関係の男とそれなりに知り合いにはなったが、戦いという存在意義を見つけてからは以前よりも恋愛への興味が薄れた。 他の艦娘が年頃の女の子みたいに恋だの愛だのに興味を持って話をしているのを聞く時まで、 そういう感情もあったなぁ、と他人事のように忘れていた。興味津々の艦娘達が陸生まれの自分に恋愛経験について尋ねてきたこともあった。 駆逐艦達が相手だったから、適当に誤魔化したらすんなり信じてくれホッとしたが、 赤城と二航戦は何となく自分のことを察していたのか深く追及しなかった。だからまた、提督に言われるまで忘れていたのだ。 「……すまない」 提督は自分から目を逸らした。 「迷惑だよな。悪い…忘れてくれ」 俯きながら発せられた声はいつもの飄々とした提督とは大違いだった。自信がなく弱弱しい声だ。珍しい提督の姿に少し驚いた。 どんなに不利な戦況で艦娘が弱気になっても提督は気丈に明るく振舞っていた。敵の撃破に失敗した時も 大丈夫だ、次があると艦娘を慰めていた。いつも自信に満ち溢れた提督が、 恋愛事になるとこんなにも弱気になってしまうのか、と別の意味で感心してしまった。 「……あーその、最後に妙な話になってすまない。片付けは俺がやっとくからもう寮に帰っていいぞ」 提督は顔を伏せて自分とは目を合わせない。はぁ、と自分が溜息を吐くとビクッと男の肩が揺れた。何もそんなに、怯えなくてもいいのに。 「お言葉に甘えて先に失礼します」 軽く会釈をしてからソファーから立ち上がり、執務室のドアへと歩いた。ドアノブを引っ張りドアを開けてからチラリと後ろを向くと、 提督の顔まだまだ下を向いていた。 「提督」 呼ぶとワンテンポ遅れて提督は顔をあげた。その顔にはぎこちない笑みがあった。 「デートなら今度の休みの時でも大丈夫ですよ」 「えっ」 「それじゃあおやすみなさい」 「ちょ、まっ」 提督が言い終わる前にドアを閉めた。廊下に出ると寮へと足を向けた。なんだか足取りがとても軽い。脳裏に先程の提督の顔が浮かんだ。 呆気にとられて間抜けな顔で、とてもおかしい。 「……気分が高揚します」 恋愛感情についてはまだよく分からない。それでも提督にそういう目で見られていたことに悪い気は起きなかったし、嬉しいと感じた。 もしかしたら提督が初めての自分の恋になるのかもしれないと、甘酸っぱい予感に思わずピュ~と口笛を吹き始めた。 バンッ!と後ろから大きな音がした。 思わぬ音にビクッと体が跳ねる。 「何…?」 後ろを振り返ると提督が急ぎ足でこちらに向かっていた。 「て、提督?」 提督は、自分の名前を呼びながら強く腕を握ってきた。その力の強さに動揺が走った。 320 :非エロ:提督×加賀:2014/06/04(水) 00 08 52 ID AQ9YRDIQ 「提督、あの…」 「さっきの言葉、本気に取ってもいいのか」 「え」 「今度の休みにデートしてもいいって」 「あ、はい…私は構わないわ」 「つまり君は、俺と同じ気持ちなのか?」 「それは…その、…軍に入る前から私は恋愛事には疎いのでそういう感情はまだよく分からないけど」 「けど?」 「貴方にそういう目で見られていることは嬉しかったから、多分…そういうことなのかしらと思って」 最初は戸惑っていた表情も、段々と笑顔に変わっていった。 「そうか、…そうか!そうかそうか!」 「な…っ?!」 突然抱きしめられた。自分の顔が提督の肩に埋まる。 「ありがとう、…好きだ」 「…っ」 耳元で囁かれて体がゾワッと震えた。嫌なようで嫌ではなかった。顔が急激に熱くなる。 「て、提督…その…」 「耳が真っ赤だ」 お互いの体がさらに強く密着して胸が押し潰される。提督の鼻が耳にあたった。自分の名前が呼ばれた。その声がとても優しくて、甘くて。 「てい、と、く…」 自分の手を下から提督の肩へと置いた。 321 :非エロ:提督×加賀:2014/06/04(水) 00 12 37 ID AQ9YRDIQ . 「―――あの、何してるんですか」 聞きなれた声に加賀は振り向いた。視界に灰色のツインテールの髪、瑞鶴がいた。 「あら、貴方こそこんな時間にどうしてここへ?」 「えーっと…その…色々と… …いや、私の事よりも――――――提督は大丈夫なんですか」 瑞鶴は引きつった顔で加賀の足元を見る。瑞鶴の視線の先には床にうつ伏せに倒れた提督がいた。 そして提督の頭には加賀の足が乗せられていた。 「……何でもない、俺は大丈夫だ」 「本人もそう言っているから大丈夫よ」 「あ、はい……左様ですか…」 「用があるのは提督かしら?私はこれで失礼するわ」 加賀は提督から足を離すとその足で提督の体を小突いた。いたっ!と小さな声が聞こえたが、気にしなかった。 「わ、私が用があるのは提督じゃなくて…加賀さんなんですけど…」 意外な言葉に加賀は瞬きをした。 「何かしら。もしかして昼の続きでもしたいの?」 「そ、そうじゃねーです」 ツインテールが横にふるふると震える。 「えっと、その…昼は言い過ぎました。ごめんなさい」 加賀がいる所から旋毛が見えるほど瑞鶴は頭を下げた。その行動がさらに意外で、加賀は動揺した。 「戦闘に不慣れな私に加賀さんはアドバイスしているのに、その……自分の未熟さを棚に上げて逆ギレして失礼な事を言ってごめんなさい」 上辺の謝罪には聞こえなかった。瑞鶴の態度に加賀の目が泳ぐ。ポンッと肩が叩かれた。 横を見れば既に立ち上がっていた提督が瑞鶴に目配せをした。加賀は再び瑞鶴に目を戻し、小さく深呼吸をしてから足を動かした。 瑞鶴の近くに来るとピタリと足を止める。 「いい加減顔をあげて。気分が悪いわ」 つい余計な一言が口から出てしまう。加賀は僅かに顔を顰めた。瑞鶴は恐る恐る顔をあげて目線を加賀に合わせた。 「……私は貴方の言葉なんか気にしていないし、傷つくこともない。何とも思わないもの」 「…あーあー、そうですか」 フンっと瑞鶴は渋い顔になった。 「そう、だから…貴方も……その、何でもかんでも私の言葉に耳を傾けなくてもいいわ。貴方の姉にもそう伝えなさい」 提督が見ている前だからだろうか、五航戦を前にすると感じていたあの黒い感情を抑えつけやすかった。 瑞鶴は目を大きく見開いてパチパチと瞬きをしている。 322 :非エロ:提督×加賀:2014/06/04(水) 00 15 57 ID AQ9YRDIQ 彼女は自分の違和感が何か分からず、中学を卒業し、高校に入り、大学受験をして無事に志望大学に合格をして花の大学生活を送っていた。 「………話はもういいわね。部屋に帰るわ」 スタスタと瑞鶴の横を通り過ぎて廊下の先へと歩く。後ろから二人ともおやすみ、と提督の声がした。 加賀は後ろを振り向けなくてそのまま前へ進んだ。徐々に後ろから自分以外の足音が聞こえるようになった。 同じ寮の同じ階に正規空母たちは部屋を持っていた。後ろの足音は加賀が部屋に辿り着くまで続くだろう。 会話はなかった。加賀は後ろを見なかったが、瑞鶴は遠くもなく近くもない距離にいるような気がした。 その距離感と沈黙は、ほんのちょっとだけ、前より良いものに思えた。 二人は目的の階へと到着した。加賀の部屋は瑞鶴の部屋よりも階段側に近かった。加賀は自分の部屋のドアの前に立って鍵を懐から取り出した。 その間に瑞鶴が後ろを通り過ぎた。加賀はドアを開けて部屋の中へと入りドアを閉めようとした。その間ずっと歩く瑞鶴の背中を見続ける。 ドアの隙間が狭くなり完全に閉じられるその前、 「……おやすみなさい」 小さく呟いてドアを閉じた。 加賀であることを選び、加賀であることに迷いが生じ、加賀を止めることはできず、加賀はここに存在している。 しかし自分自身は失っていない。 次に五航戦に会う時も自分はキツイ態度を崩さないとは思うが、前よりは少しだけ優しくなれそうな気がする。 「全部あの人のお陰ね」 執務室での提督の事を思い出し、フッと笑みが零れた。すぐに廊下での出来事も重ねて思い出してすぐに笑みが引っ込んだ。 「……手が早いわね、慣れてるのかしら」 ムゥ、と頬を膨らませた。それから、あ、と声をあげた。 「デート、結局どうするのかしら。――――――まぁいいか、もう寝よう」 ふぁあ、と欠伸をする。 今日は良い夢が見れそうだ。 終わり。エロなくてすみません。 323 :名無しさん:2014/06/04(水) 00 18 38 ID TRkbmTDU 乙 しかし、はぐれて辿り着いた先でもはぐれものかー 324 :名無しさん:2014/06/04(水) 00 54 07 ID xPid7yxQ 322 /. ノ、i.|i 、、 ヽ i | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ | | i 、ヽ_ヽ、_i , / `__,;― 彡-i | i , i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三 ―-― / .| iイ | | ; (( ,;/ ~ ゛  ̄`;)" c ミ i. .i i.| ,|| i| ._ _-i || i | r-、 ヽ、 / / / | _|_ ― // ̄7l l _|_ 丿 `| (( _゛_i__` (( ; ノ// i |ヽi. _/| _/| / | | ― / \/ | ――― / i || i` - -、` i ノノ i /ヽ | ヽ | | / | 丿 _/ / 丿 ノ .. i )) --、_`7 (( , i ノノ ヽ ノ Y `-- " )) ノ ""i ヽ ノヽ、 ノノ _/ i \ /ヽ ヽヽ、___,;//-- ";;" ,/ヽ、 ヾヽ 325 :名無しさん:2014/06/04(水) 01 00 31 ID xPid7yxQ 322 みんな可愛いけど、一番可愛いのは提督だと思う。 326 :名無しさん:2014/06/04(水) 23 04 27 ID ob.e3.SM 学園セットを揃えて潮ちゃんと背徳的な学校プレイをしてみたい 327 :名無しさん:2014/06/04(水) 23 22 05 ID fUyusrkM 326 http //kancolle.x0.com/image/71636.jpg 328 :名無しさん:2014/06/04(水) 23 34 58 ID ob.e3.SM 327 すばらしい コインさえあれば…… 329 :名無しさん:2014/06/04(水) 23 42 53 ID fUyusrkM 328 そこに3-2と3-4があるじゃろ? あとは防空ガン回し 自分も一昨日に全部揃えた 330 :名無しさん:2014/06/05(木) 00 29 33 ID UafUimTw 中破した羽黒ちゃん改二で酷いことされる教育実習生プレイしたい 331 :名無しさん:2014/06/05(木) 00 39 33 ID GmE5HbR6 航巡熊野の中破の教室セットもなかなかくるぞ… 机にのっているように見える 332 :名無しさん:2014/06/05(木) 01 32 26 ID 5GL/7CY2 330 実習中 http //i.imgur.com/izgoxi8.jpg 実習後 http //kancolle.x0.com/image/69738.jpg 10スレよりサルベージ なお、羽黒をサルベージしていた業者は捕まった模様 英国誌のTHE STAR ONLINEが23日付けで マレーシア当局がケンディ島沖で作業中とみられるサルベージ船を発見 許可証の無いことを確認し、不法行為を行っていたして乗組員を逮捕した と報道しました 発見時、サルベージ船は特設砲艦「長沙丸」の解体引き揚げ作業中で マレーシア当局の調べによると 船はカンボジア船籍、中国籍の船長1人と8人の船員、合計9人を逮捕 引き続き引き揚げられた残骸やスクラップの取引先の調査や余罪の洗い出しをしているとのころです http //kancolle.x0.com/image/69795.png 333 :名無しさん:2014/06/05(木) 11 08 35 ID GmE5HbR6 332 こいつぁたまげたなぁ…(シコシコ) ジト目羽黒ちゃんかわいいー!!!!!うぉーーーーーーーー!! 334 :名無しさん:2014/06/05(木) 21 34 05 ID 06PROJWs RJ改二非エロ小ネタ ついに龍驤が改二レベルに達した。 「待ちに待った改二や!さ、早く改装してや!」 改二にした。 「……なんやその目は。言いたいことあるんなら言うてみい」 「……そこは未改装なんですね」 提督の言葉に一瞬沈黙が発生する。 「ぷっ、ハハハッ。アハハハハハ」 (あれ?怒らない?いつもみたいに『最低やアホ!おっぱい星人!』とか言わないな。改二になると気にしなくなるのか?) 龍驤はけらけらと笑いながら提督の肩を叩く。 「アハハハハハハハ―殺すぞ」 (よりキレてる!?) 不知火三割増しぐらいのドス 「何や、期待したウチがあほやったんや。改二なったらもっとウチのことちゃんと見てくれるって。なんやねん。ウチがアホみたいやん……」 そう言って俯いたまま肩を震わせる龍驤。 まさかの反応にどうすることもできない提督。 しばしの沈黙。 「顔をあげろ龍驤」 「……」 「こっちを向け」 沈黙を破り、提督が口を開く。 「お前の言う通り。俺はおっぱい星人だ。だがお前はおっぱい星人というものを誤解している」 「は?」 「でかいおっぱいが好きな者。それはただの巨乳好きだ。真のおっぱい星人は大も小も愛でてこそ!」 全く意味の分からない意志の強さを感じる提督の言葉。 その意志の強さを他に活かせばもっと評価も上がるはずだが。 「小には小の、小にしかない良さがある! 小さいことをコンプレックスにして恥じらうもよし。 興味ないと言わんばかりに女を意識させないのもまたよし。 小さなおっぱいには無限の可能性がある」 熱くおっぱいについて語る提督。 その情熱を他に活かせればもっと(ry 335 :名無しさん:2014/06/05(木) 21 36 27 ID NTln14Ps 「そんな小さいおっぱいが、いや。龍驤。君が好きだ」 「……アホ」 小さくそう吐き捨てる龍驤。 しかしその顔にすでに涙は無かった。 瑞?「龍驤がやられたようだな」 ?鶴「奴は我ら貧乳空母四天王の中で一番の小物(レア度的な意味とおっぱい的な意味で)」 大?「おっぱい星人相手にチョロインとは、四天王の面汚しよ」 ムシャクシャはしてないけどやった。 今は反省している。 336 :名無しさん:2014/06/05(木) 21 41 53 ID rC3Pe65I ラストがソードマスターヤマトでわろたwww 337 :名無しさん:2014/06/05(木) 22 21 31 ID UafUimTw 瑞鶴が貧乳という風潮には異を唱えたい 338 :名無しさん:2014/06/05(木) 22 31 13 ID GmE5HbR6 最後wwwwwwwwwwwwwwww 自分はつるぺたちっぱい大好物です。 339 :名無しさん:2014/06/05(木) 22 33 03 ID b4/uU/T6 72も105も愛せます それはそれとして乙 340 :名無しさん:2014/06/05(木) 22 59 01 ID 5GL/7CY2 334 乙、どーもRJは小話集の影響かエロネタが思いつかない 337 多分、お艦の方がないよな 341 :名無しさん:2014/06/06(金) 01 52 16 ID yihNfrFk 鳳翔さんはグラマラスでもないのに、なんだろうあの色気は 342 :名無しさん:2014/06/06(金) 02 38 51 ID Igh8qfgM 艦娘の見た目年齢ってどのくらいだろうね、そういや 個人的には鳳翔さんは落ち着いてるけど若い感じ 鳳翔さんは10代後半みたいな印象 包容力と落ち着きがあるから大人びて見える感じで 加賀さん赤城さんに比べて小柄っぽいからかもしれない 343 :名無しさん:2014/06/06(金) 09 01 47 ID dIlTwwtE 鳳翔さんはしばふ級における一つの到達点 344 :名無しさん:2014/06/06(金) 11 53 16 ID vK4HN4aQ 瑞鶴は貧乳勢の中で最大、貧と普の境界に立つ者でいいと思う。反対側が普乳勢最小の翔鶴で。 345 :名無しさん:2014/06/06(金) 12 58 03 ID gVKu5iyg 飛龍の話が読みたい 346 :名無しさん:2014/06/06(金) 13 30 02 ID dIlTwwtE 海底でドーントレストショタを逆レイプする飛龍 347 :名無しさん:2014/06/06(金) 13 52 19 ID gVKu5iyg 346 飛龍がメインならなんだっていい!何でもしますから!猫が! 348 :名無しさん:2014/06/06(金) 15 07 47 ID AanZTLrc 飛龍は多聞丸がネックだよなあ ヤッてる最中に“多聞丸よりすごいッ!!”とか言われそう 349 :名無しさん:2014/06/06(金) 16 16 13 ID yihNfrFk ミッドウェーの時に飛龍座乗だっただけで、史実じゃ蒼龍の方に長く乗ってたんだけどなあ…w そういや正規空母組で飛龍だけSSないのね。蒼龍ちゃんのも一個だけ? 加賀さんのはあんなにたくさんあるのに… 350 :名無しさん:2014/06/06(金) 18 30 21 ID fimxJMrU 飛龍は追加台詞によっては 逆襲があるかもしれないが・・ また多聞丸ラヴだったらどうしよう 351 :名無しさん:2014/06/06(金) 18 51 56 ID ejVk.t2o 350 SSで寝取ればいいじゃない(催促) 352 :名無しさん:2014/06/06(金) 18 56 31 ID iNk3fVuU 飛龍改二のグラ見たが良くも悪くも一途って感じな こう下手に手を出したら最後、真顔で心中を迫られそうな一途さというか 353 :名無しさん:2014/06/06(金) 19 04 07 ID CILfRd1U 昨日なぜかひまわりを持って木から木へと飛び移ってたら枝に引っかかって降りられなくなってしまい、 子供から引っかかっている木を棒でばしばし叩かれながら涙目で「やめて、やめて!」と叫んでいる飛龍の夢を見た。 これはきっと飛龍で書けという羅針盤のお告げだと思うから明日ぐらいまでに投下できたらいいな。 354 :名無しさん:2014/06/06(金) 19 09 12 ID gVKu5iyg 353 どういうお告げだよwwwwwwwww 内容が夢を基にしたやつかどうか分からんが待ってるで!! 355 :名無しさん:2014/06/06(金) 22 21 33 ID Le4h4uhU 飛龍が子供に肉棒で叩かれて涙流すんです? 356 :名無しさん:2014/06/06(金) 22 31 48 ID 6/bxv4KE 龍鳳が俺の小宇宙を沸き上がらせてセブンセンシズに目覚めさせてくれそうだ…… 357 :名無しさん:2014/06/06(金) 22 39 46 ID 8bMpn5HA 356 そのセリフ・・・吐いたのは何人目かね? 358 :名無しさん:2014/06/07(土) 01 32 36 ID yWBIZRtE 明石に大鯨と来たらそろそろSRPG的な艦これしたいな 359 :名無しさん:2014/06/07(土) 08 51 34 ID Thig.giM 今のは美少女育成兵站管理シミュレーションだしなぁ 360 :名無しさん:2014/06/07(土) 09 01 32 ID NvajCH8I ウォーシップガンナーのようにガンガン改修重ねてレ級化させるゲーム 大戦略のように兵器は沈んでナンボとばかりにダブリ艦を量産するゲーム FEのように支援会話やヒューマンドラマしつつ陸地走り回るゲーム SLGにしても色々方向性ありそうだな 361 :名無しさん:2014/06/07(土) 11 24 18 ID 73pCGKDc 360 バトルシステムはFEベースで 指揮官搭乗艦に強化補正・艦娘毎にテンションシステム導入(ギャラクシーエンジェル2) 深海・海上・空中の3マップ並列管理、別の高さから攻撃可能(Gジェネ) ここまで考えてから気づいたFEベースだと、駆逐艦が容赦なくロストする 362 :名無しさん:2014/06/07(土) 13 21 25 ID 9oYM1QXs だんだん服が破ける格闘ゲーム と思ったが島風使いが異様に強そう 363 :名無しさん:2014/06/07(土) 16 01 20 ID RuvmcvAw 361 FEならキャラロスト=リセットが割と普通だから むしろやばいのはファミコンウォーズ。肉壁戦法がまかり通るからな… 364 :名無しさん:2014/06/07(土) 16 47 38 ID QFfGwDRw クイーンズブレイドのゲームとか、相性良さそうな気がする 365 :名無しさん:2014/06/07(土) 20 45 29 ID rKDea.A. 皆さん型録買えました? いかがでした? 366 :名無しさん:2014/06/07(土) 21 30 49 ID YMIgwvlA 365 http //www.amazon.co.jp/dp/4041106346/ref=cm_sw_r_tw_dp_MuWKtb0M6A78H レビューみたらボリュームたっぷりなようだな っていうか7月7日か…店頭を探した方が早いかね 367 :名無しさん:2014/06/07(土) 21 40 20 ID WecjcRRQ 高いから迷ってる 368 :名無しさん:2014/06/07(土) 22 48 47 ID yWBIZRtE 363 オウガバトルみたいな方式も面白そう SRCでないんかねぇ… こういう時にシリアルコードついてないのが物足りなく感じるあたり、大分毒されてるなと思う 369 :名無しさん:2014/06/07(土) 23 44 40 ID JumGmcaI 艦これはゲームの二次創作は禁止だからなあ 艦これのドロップが物凄く誰得な気がする シリアル的な何かでもついていたらなあ 艦これはシリアルとは(今のところ)無縁だけどさ 370 :名無しさん:2014/06/08(日) 01 04 44 ID 6UTaq80s 365 時報とかのボイスがほとんど載ってるのと 各艦むすの一人称や提督への呼び方まとめが地味にありがたかった 371 :名無しさん:2014/06/08(日) 03 32 11 ID C/moWTYc 二次ゲー禁止じゃなけりゃSSじゃなくて多分eraKancolleの口上書いてたわw 372 :名無しさん:2014/06/08(日) 10 33 03 ID j98hO8C6 本スレに投下来てるな 373 :名無しさん:2014/06/08(日) 11 11 55 ID ts/E4RIQ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ12 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1402190501/ 前スレ書き込めなくなったと思ったら新しいの立ったな 374 :名無しさん:2014/06/08(日) 13 32 45 ID zKfVV7R. ラスト投下タイミング悪かったなw 武蔵さん健造解禁はよ・・・ 見た目がいろいろ盛り杉で性格が想像つかん 375 :名無しさん:2014/06/08(日) 13 40 31 ID A.pYxbgI ほんと良作だけにもったいない あの作者さん見てたら乙です レア艦はいないとネタがわかない 翔鶴さんと武蔵早く来てくれ 376 :名無しさん:2014/06/08(日) 13 45 08 ID 8Tvms7To 357 台詞回しは龍鳳が初めて ってか公式絵見て一目惚れでした(マジで) 直前に渋でファンアート見ていたから厳密にはひとめぼれじゃないかもしれないけど 377 :名無しさん:2014/06/08(日) 14 11 47 ID 48YnYlBM まさに正妻空母 378 :353:2014/06/08(日) 23 23 57 ID T7DM3MSA 流れぶったですいません。 飛龍できたので投下します ※鬱です。 ※艦娘の記憶についてと多聞丸の扱いについて独自設定があります。 戦争が終わってもう随分経った。 あの日、共に戦い続けた艦娘達も今はもう鎮守府を離れ、それぞれの戦後を生きている。 あの日、命がけで守った平和は一応今も続いている。 あの日、拠点であり家であり故郷だった各鎮守府や泊地はその多くが閉鎖されるか縮小されるかした。 そんないつもならば訪れる者などほとんどいない場所に、駅前で拾ったタクシーに乗り、一人の老人が降り立った。 運転手はこの手の客を乗せるのが初めてではないのだろう。 行き先を聞いて老人の目的を察すると、いつものように饒舌に話すわけではなく、ただ粛々と車を走らせた。 タクシーから降りた老人は、一人開放された敷地に入っていき、その中央にある大きな石碑の前で止まった。 『英霊碑』石碑にはそう刻まれている。 先の戦いで死んでいった者達を祀ったこの石碑は、その根元を無数の献花が覆っている。 「なんだ。蒼龍も来ていたか」 老人は献花のうちの一つを見てそう呟いて膝をつき、静かに目を閉じた。 老人がまだ青年だった頃、人類は深海棲艦との戦争を続けていた。 青年は当時対深海棲艦の中核戦力であった艦娘を指揮する提督となり、その規模は徐々にではあるが大きくなっていった。 飛龍はその時に彼のもとに現れた。 明るく朗らかな彼女は、当時は提督もさることながら蒼龍にとっての大きな目標であった。 目指すというより出会うという事が目標だったが。 かつての相棒との再会した彼女の喜びは一際大きなものだったに違いない。 ましてや、 「ゴコウセンガーゴコウセンガー」 「そんな事よりボーキ食べたい」 「瑞鶴!瑞鶴!瑞鶴!瑞鶴ぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!(以下ルイズコピペ)」 こんな癖の強い正規空母において数少ない常識人であった蒼龍にとって、 飛龍の存在はただの相棒以上に心休まるものであったとも言える。 そしてまた提督にとっても、快活で気安い飛龍には蒼龍同様の思いを感じていた。 その思いは提督の中で次第に大きくなっていき、徐々に変質を始めてもいた。 379 :353:2014/06/08(日) 23 28 15 ID T7DM3MSA 提督は女に縁がない。 というか、女に縁がなければ軍人になどならない。 提督が提督になった頃はそんな風潮だった。 実際この提督も懇ろになった女性など一人もいなかった。 そして巷間で語られるほど一人でいることが苦痛ではなかったため、 興味がないといえば嘘になるが、必死になるようなつもりもなかった。 そういう相手が出来て結婚するならそれはそれ、しないのならそれはそれ。 この程度の考えであって、伴侶の有無の差などそれこそ近所の定食屋の日替わりメニューの差ぐらいにしか考えていない。 いや、いなかったと言うべきか。 「飛龍。今日はもう休んでくれ。お疲れ様。明日もよろしくな」 ある日の夕方、提督は飛龍にそう言って下がらせた後、一人になった執務室で彼女の淹れてくれたお茶を啜っていた。 大して柔らかくもない背もたれに体を預け、オレンジ色に染まった天井をぼうっと眺める。 それがいつからかは分からないが、提督は飛龍に惚れていた。 明るくて気安くてよく気が付く、こんな女と仲良くなれたら楽しいだろうと思わせるものを飛龍は兼ね備えていた。 秘書艦になった彼女は、提督にとっていつしか心の支え以上の存在になり始めていた。 しかし同時にこんなことも思う。 (他の男に気の向いている女など抱いても惨めなだけというが……) 提督がかつて、妻に逃げられた知人から聞いた言葉だった。 その人物曰く、そんなのは人形を抱いているのに等しいという。 提督はこの言葉を思い出す度に自分の思いが報われない事を思い知るような気がした。 飛龍はことある毎に『多聞丸』という名を口にする。 蒼龍によれば、飛龍がまだ普通の空母であった頃に指揮を執っていた提督の名との事だ。 蒼龍もその人物の事は知っているし、同じく普通の空母であった彼女に乗っていた時期もあるという。 ただし、船であった頃の記憶は艦娘によって異なるようであり、記憶と言うより記録に近く、年表を丸暗記しているような感覚である者がいたり、 反対に明確な体験として焼き付けられている者もいる。 蒼龍は本人曰く前者に近いそうだが、飛龍はその言動からして後者である可能性が高い。 もしそうであった場合、その多聞丸なる人物の事はどのように記憶しているのか。 ただの上官か、戦友か、父か、息子か、或いは― (人形に恋することも無い) そこまで考えて、思考を強制的に打ち切った。 きっとそうだという思いと、違っていてほしいという思いとが提督の中でせめぎあい、それから逃げるようにその結論に至る。 恋い焦がれるというのはこういうものなのかと思いながら。 380 :353:2014/06/08(日) 23 34 30 ID T7DM3MSA そして翌日の夕刻。 いつもと変わらぬ執務室。いつもと変わらぬ飛龍。いつもと変わらぬ提督。 「提督?」 「うわっ!」 ふいに、飛龍が提督の顔を覗き込む。 「何か考え事?」 「あ、いや。何でもない」 「ふぅん」 (人形を抱いても虚しいだけ。人形を抱いても虚しいだけ……) 提督は昨日からずっとそれを自分に言い聞かせていた。 そして何度も言い聞かせねばならぬという事は、それだけそれに反対する思いが強くなっているという事でもある。 欲しい。目の前の娘が。例え自分に心がなくとも。ただの一度、それだけでいい。 だからこそ飛龍の一言が提督の中で大きなものとなった。 「提督。私でよければ相談に……」 「相談……か」 大きなため息を一つ。 決心する。 「実はな飛龍」 「なに?」 「……好きだ。お前が、俺は、とても」 覚えたての言葉のようにただ単語を羅列するが、意味は十分伝わっただろう。 一瞬きょとんとした飛龍が、耳の先まで真っ赤になっているのがその証拠だ。 「えっ!?あ、あ、あのっ……。どうしよう。参ったな……」 しどろもどろな飛龍はやがて、大きく深呼吸を一つ。 「その……提督?」 自分の聞き間違いではないことを確認するかのようにゆっくりと尋ねる。 「あの……好きって、その……私が?」 無言で頷く。 それから数時間後、日が沈んだ執務室に二人はまだいた。 二人の間には小さなコップが二つ置かれ、酒が注がれたそれをままごとの様に口に運ぶ。 火をつければ燃えるぐらいの度数はあるはずのそれも、今は水の様にしか感じない。 「美味いな」 ただ台詞のようにそう言う提督に、飛龍は伏し目がちに頷く。 コップがすぐ空になったが、次を注ぐようなことは無い。 381 :353:2014/06/08(日) 23 37 32 ID T7DM3MSA 「もう、いいか?」 提督の問いに、今度も頷く。 飛龍も子供ではない。このままごとの終着点が何かなど分かっている。 そして、その終着点にすでに辿り着いたことも。 膝で体を進ませた提督は静かに、しかししっかりと飛龍の両肩を抱きしめ、唇を合わせる。 柔らかくて温かい飛龍のそれが提督の舌によって開かれ、侵入したそれを飛龍のそれが出迎える。 二人の舌は絡み合い、味わいあって、離れ際につうと一筋の糸を引く。 「飛龍、お前の心はどこにある?」 唇を離した提督は、飛龍に尋ねながらしかし、その答えを先に封じる。 「いや、答えなくていい」 「……多聞丸は、私の象徴です」 振り切って口をついたそれは飛龍の心遣いか、或いは本音か。 どちらにせよ、提督にとっては十分な答え。 「……そうか」 多聞丸は飛龍の象徴。 上官でも戦友でも父でも夫でも息子でもなく、象徴。 象徴とはつまり、AなくしてBなしというもの。 多聞丸なくして飛龍なし。 「それでいい」 「えっ?」 上官や戦友や家族ですらない象徴。 その答えが思いつかなかった提督と、その次元にいる多聞丸。 これはつまり完全敗北という事。 そしてその事実が、かえって提督の迷いを断ち切った。 (どの道敵わないと思っていたのだ。これでいい) そう結論付けて飛龍を押し倒す。 (どうせ敵わないなら、心置きなくできるというものだ) それはつまり人形を抱くという事。 虚しいはずのそれが、今はとても魅力的に見える。 自分の下にいる飛龍を覗き込む。 はだけた胸元からうっすらと汗ばんだ白い肌が露わとなり、形の良い二つの膨らみに手を伸ばすと、 柔らかなそれは指の形に合わせて姿を変える。 382 :名無しさん:2014/06/08(日) 23 40 14 ID A.pYxbgI 支援 383 :353:2014/06/08(日) 23 41 29 ID T7DM3MSA 「あっ……」 飛龍の口から艶っぽい声が漏れる。 提督は掌全体で揉みしだき、それに合わせて乳房の形は変わり、またそれに合わせて飛龍も声を上げる。 「あっ……うんっ。あっ、ああっ……あん!はぁ……はぁ…ああっ!」 徐々にではあるが、飛龍の声に荒い息遣いが混じるようになってきはじめた。 提督の手が離れても二つの乳房は荒い呼吸に合わせて上下し、汗ばんだ体は先程よりも遥かに色香を放つ。 やがて提督の指が胸から上へと滑り、はだけた着物を肩から脱がせてゆく。 上半身を剥かれた飛龍は提督に抱き起されると、されるがまま、ただその腕に抱きしめられながら再度の口づけを交わす。 提督はそのまま抱きしめた腕を一度ほどき、飛龍の腰に手をやると丁寧にその短い袴を脱がせていく。 シュル、シュル、と衣擦れの音だけが響き、下を自分に向けて露出させた提督は、今度は自分のズボンを下ろし始める。 互いに似たような格好になった二人は、口を合わせたまま抱き合い続けている。 自分の腕の中に飛龍がいるという感覚を提督は存分に味わおうとしていた。 兵器とは思えぬ細い腕と、ともすれば華奢とも言える細い体。 抱いたら壊れてしまいそうな飛龍はしかし、今の提督にとってはいかに貪っても貪りきれないほどに大きな存在となっている。 互いに抱き合った姿勢のまま口だけを離して提督は飛龍を自分の上に乗せ、そのままゆっくりと挿入する。 心地よい温かさの膣内は、包み込むように提督の一物に張り付いてゆく。 「うっ……くひっ!」 飛龍が声を上げ、それに合わせて提督が動くと、その動きに合わせて一物が振動し、その度にまた膣内を新たに刺激されて飛龍が声を上げる。 「ううっ!ふあっ、ああっ……ひいん!」 声を上げながら提督の背中にまわした腕に力が入る。 384 :353:2014/06/08(日) 23 45 18 ID T7DM3MSA 「……行くぞ」 湿った膣内で一物がぬるりと動き、その主は飛龍の耳元でそう告げるとぐっと奥に向かって動かし始めた。 「えっ……!?ふぁああっ!?あひ、ひぃ、ひぃぃん!!」 飛龍の声が一際大きく響く。 二人の間にぬるぬると血が流れ、潤滑油のように広がっていく。 「あああああっ!!くううっ、あっふぁああ!」 叫びながら、飛龍の腕は更に強く提督にしがみつく。 「ひはっ、提督っ、提督ぅぅ!ひゃ、ひゃああ!!」 最奥部に到着した提督の一物を飛龍の体はしっかりと咥え込み、提督にも一呼吸ごとに刺激を与え続ける。 「くふっ……飛龍っ!」 「はぁっ……はぁっ……!!提督、ていと……ひゃ!?」 脈動する提督とそれを離さない飛龍。 「ふああっ!提督っ!!ふぁああああああああ!!」 ほどなく絶頂を迎え、二人は生気が抜けたようにその場に崩れ落ちた。 ぼうっとする頭で、提督は何度も唱え続けた念仏を反芻していたが、不思議とその虚しさすら心地よかった。 そこには一抹の寂しさとその何倍も大きな満足感があり、 しかしながらこれまで抱えていた焦がれるような思いは嘘のように消えてしまった。 飛龍への愛おしさは前と変わらず、むしろ前にもまして強くなっているのに、今日の昼までのようなたまらない感じはもうなかった。 飛龍の体だけが欲しかったのかと問われれば断じて違うと否定できる自信はあるが、 それでもかつてのような飢えにも似た強烈な衝動は無くなっている。 そんな提督の思考は、隣に寝転がっている飛龍の一言で打ち切られた。 「はぁ……はぁ……たまには…」 「うん?」 「たまには……ね」 「ああ。そうだな」 二人で並んで天井を見ながらそんな事を話した。 事実、この日から何度か二人は体を求めあう関係となった。 昼はいつも通りの提督と艦娘として、夜はお互いを求めあう関係として。 昼には飛龍はそれまで通り提督に接していたし、蒼龍や他の仲間の前でも同様の立ち居振る舞いであった。 提督もまた同様に、まるであの夜は何もなかったかのように振る舞っていた。 385 :353:2014/06/08(日) 23 49 03 ID T7DM3MSA そして、ある穏やかに晴れ渡った日の正午。提督はたまたま蒼龍を旗艦に据えて出撃し、その戦いで飛龍は沈んだ。 誰に恨みを言う訳でなく。誰に未練を残すでなく。 その名の通り空を飛ぶ龍のように、提督の元から飛び去ってしまった。 残された提督と蒼龍は、鎮守府に戻ってから泣いた。 飛龍のいなくなった執務室で、二人で泣いた。 戦争が終わったのは、それから暫くしてからだった。 老人は懐からあの日酌み交わしたのと同じ酒のポケットビンを取り出す。 (なあ、飛龍。俺を恨んでいるか?俺を酷薄だと思うかい?) 飛龍が沈んですぐ、後を追う事を考え、提督と言う立場上自由に死ねないという事を理由にして彼は生きた。 だが、戦争が終わって四十年が経とうとしている今までに提督ではなくなったし、結局独り身だった彼には気がかりなものは無かった筈だった。 (結局俺は怖かっただけだ) 死の恐怖に怯え、それから逃げながらも後ろめたさを感じてきた人生だった。 老人は両手を合わせ、静かに祈りを捧げる。 普通、戦死した艦娘には遺品はおろか遺骨の一つ、遺髪の一本すら残らない。 あの日二人で交わした酒の瓶だけが、遺品代わりに老人の家に祀られている。 その瓶に毎日捧げた祈りを、再び捧げる。 (多聞丸さん。私はあなたを存じ上げませんが、もしその姿の飛龍を知っていて、私の思うような関係であったのなら、どうかその娘を責めないでやってください。 彼女はこの酷薄で臆病なクソッタレの間男に弄ばれただけなのです。その責めがいかなるものであってもこの間男が受けるべきなのです。 ですからどうか、飛龍にご慈悲を) あの日と同じ正午を告げるラッパが、あの日と同じ穏やかに晴れ渡った空に響いた。 終 386 :353:2014/06/08(日) 23 52 23 ID T7DM3MSA 以上スレ汚し失礼しました。 また、昨日中に投下できず申し訳ありません。 多聞丸の扱いが難しかった(粉蜜柑)。 無理やり押し倒せばいいことに投下しながら気づいた。 387 :名無しさん:2014/06/08(日) 23 58 36 ID A.pYxbgI お疲れ様でした 熱愛というわけでもない不思議な関係ですね 多門丸はドリフターズとしてオルテ帝国と戦ってる最中なので大丈夫です 388 :名無しさん:2014/06/09(月) 01 31 16 ID OP0JvxH2 翔鶴台無し杉ワロタw でも良い雰囲気出てますGJ 389 :名無しさん:2014/06/09(月) 02 54 56 ID Y8vdZEJk 386 飛龍待ってました! 切ないようなあっけないような距離感がいい 乙です 390 :名無しさん:2014/06/09(月) 05 18 22 ID UVqJ8mtQ 386 スッhttp //kancolle.x0.com/image/72566.jpg 391 :名無しさん:2014/06/09(月) 05 40 24 ID z2CWTDB6 ヒッ 392 :名無しさん:2014/06/09(月) 05 41 42 ID 1QVx5Nc2 390 やめたげてよぉ 393 :名無しさん:2014/06/09(月) 09 57 26 ID MEQ1xAT. これが噂の激おこ多聞丸か 394 :名無しさん:2014/06/09(月) 10 48 42 ID MgLVL2uQ ドリフの多聞丸は飛龍と一緒に行ってるんだよな…… 陸地においてかれてるけど 乙 395 :名無しさん:2014/06/09(月) 22 07 00 ID UVqJ8mtQ しかしなぁ、そうりゅう級でひりゅうも復活しないもんかね 396 :名無しさん:2014/06/09(月) 22 29 33 ID PqeTn3I. 「お前たちに何が分かる」 そう言った提督が何を考えているのか、確かに分からない。だが、それを悪い事だとは思わない。 目の前に広がるのは、白。恐らく提督が吐き出したであろう欲望。 その海に溺れるように、死んでいた。 欠片も腐臭のないソレを死んでから犯したとは思えなかった。 つまり殺しながら犯した。あるいは犯したから死んだ。 例えば金剛、あるいは陸奥、それ以外に何人も提督が好きだった。 だからこそ許せなかった。なんでそんな事をしたのか、その疑問だけが頭の中を渦巻く。 「分かるはずがない、どうして」 虚ろな目で提督は同意した。だろうな、と。 「女に囲まれて、手も出せないとあればおかしくもなるさ」 「続けて、」 「ああ。元から俺が普通とは違うのは分かっていた。だが、ここへ来る前は春画で我慢出来ていたんだ」 普通と違う部分、それはもしや、 「不知火のスパッツに精液を流し込んでそのまま履かせたい、若葉のシャツを奪い素肌にタイを締めて欲しい、弥生の無表情を歪ませたい。なぁ、おかしいだろ?」 確かにおかしいかも知れない。だけどその程度なのかい。 なら、なんでこんな事をしたんだ。 「直に、憲兵が来る」 それは、そうかも知れない。 けど、隠す事だって出来る。日にいくつ死んでいるか知らないわけではないだろう。 「俺が呼んだ」 耳を疑った。先ほどおかしいと理解したのとは別に提督の正気を疑った。 見れば提督は葉巻を取り出し、火を探していた。 そんな癖はなかったはずだし、そんな場合でもないはずだ。 「ああ、君たちに悪いからね。止めてたんだ。マッチまで捨てなきゃ良かった」 葉巻を掠めるように銃弾を放つ。深く吸い込んだ提督の表情が和らぐ。 「恐らく、すぐに新しく提督が来るだろうな。ウチは航空戦力がないから教えてやってくれ」 提督が望む別れをしよう。ボクにはもうそれしか出来ないだろうから。だけど、別れまでだよ。 「君には失望したよ」 「そうだろうな」 「このキャットレイパー」 「ああ、そうだ」 執務室の扉がけたたましくノックされる。 さよなら、提督。さよなら、ボクの初恋。 「さあ、一緒に来てもらおう」 きっと、会いに行くさ。 「懲罰部隊か?」 構わないさ、直ぐに追いかける。 死ぬと分かっていてもね。 だから、少しの間、さよなら。 「横須賀には沢山の猫がいる。君にはこの猫のようにしてもらうだけだ」 397 :名無しさん:2014/06/09(月) 22 53 57 ID MgLVL2uQ 猫吊るしじゃなくて猫そのものかよ!どんだけ小さいんだ!www 398 :名無しさん:2014/06/09(月) 23 45 05 ID UVqJ8mtQ 396怒らないで聞いて欲しい 396が提督の代わりに懲罰部隊いきだ ともかく乙だ 399 :名無しさん:2014/06/10(火) 19 29 31 ID ESu0sG5M まさかの猫... 400 :名無しさん:2014/06/10(火) 21 18 48 ID TBBnVVlY 猫姦したら憲兵に連れていかれるのか… ここを編集